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チューリップ満開 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデン

Posted morimori / 2025.04.03 Thursday / 23:19


チューリップ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて

宮崎市のフローランテ宮崎の北と南に「国際海浜エントランスプラザ」があります。
北側のエリアは、阿波岐原森林公園と隣接、南側のエリアには、「英国式庭園」や、林の中の木道沿いに広がる「木漏れ日のガーデン」など自然豊かな場所です。


周辺マップ
リーフレットより抜粋


フローランテ宮崎と南エントランスプラザの一帯は、「英国式庭園」含め、1999年に開催された「全国都市緑化フェア グリーン博みやざき」の跡地です。
当時私は関東に住んでおりましたが、帰省した際、「グリーン博みやざき'99」を見学しましたことがあります。
「グリーン博みやざき'99」は、1999年(平成11年)3月27日から5月30日までの65日間の日程で、「きらめく太陽 あふれる緑のまちづくり」をテーマに開催。
会場には、英国式庭園や県内外の企業が提案する庭などを設置。連日多くの人でにぎわい、総入場者数は目標を大きく上回り、190万人にも達しました。
今でも、周辺には、英国式庭園をはじめ、当時のあのころの名残を感じる場所があります。

グリーン博については、以前、このブログでも当時の資料含め、少し紹介しましたので以下をご覧ください。
グリーン博みやざき99


フリーン博みやざき開催後、英国式庭園や周辺は、市民の要望によりそのまま、公園などとして引き継がれ県民の憩いの場として親しまれております。

木漏れ陽のガーデンのチューリップは・・今季限り

木漏れ陽のガーデンのチューリップは当方も毎年楽しみに見学に出かけております。

2021年開催「ミヤザキ春の花まつり」

5年前 2020年1月、日本で はじめて新型コロナが確認され、4月7日には政府の「緊急事態宣言」で社会・経済活動は大打撃を受けました。外出自粛もを強いられたため、種々な卒業・入学式式に至るまで行事なども自粛、花を扱う花卉業界も大変な状況でした。国や自治体は、復興援助金を提供、2021年花のイベント「ミヤザキ春の花まつり」も行われました。
主催はミヤザキ春の花まつり実行委員会(事務局・宮崎市都市整備部景観課)
「ミヤザキ春の花まつり」はコロナ禍からの地域経済の回復や花卉(かき)の消費拡大を図る目的で開催するものでした。

2021年は、国際海浜エントランスプラザ、フローランテ宮崎あわせて約41万本の花を植栽。
木漏れ陽のガーデンは「ミヤザキ春の花まつり」で整備された空間で、敷地は、3000平方メートルあります。
それはそれは、普段寂しい 北側にあるエントランスまで、感動ものの花の数でした。

チューリップのお花畑は今年で最後!

先日、私も参加しているFBグループで、木漏れ陽のガーデンのチューリップが見頃とのこと、そしてチューリップの大々的な植栽は今季限りとの情報を見て驚き、今日確認に出かけた次第です。

確かに現地に以下のような掲示がありました。
スポンサー募集の案内板には「宮崎市公園緑地課」と記載されておりました。

チューリップ畑は最後 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
木漏れ陽のガーデンスポンサー募集の案内板「宮崎市公園緑地課」


チューリップ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて



チューリップ アニカ 崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて
原種系チューリップ アニカ


チューリップ アニカ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて
原種系チューリップ アニカ


チューリップ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて


チューリップ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて


チューリップ 宮崎市 国際海浜エントランスプラザ 木漏れ陽のガーデンにて
チューリップ 宮崎市 木漏れ陽のガーデンにて


チューリップを見られる心地よい空間だっただけに残念

「ミヤザキ春の花まつり」から5年 節目の年を迎えての判断だったのかも知れません。

資金だけの問題なら、「ネーミングライツ」とか出来ないものでしょうかね?
企業にとっては、年間を通してのPR効果は薄いかも知れないので難しいかも知れない。

フローランテ宮崎との存在も気になるところ・・

今年、フローランテ宮崎もチューリップ最盛期の期間の入園料は特別料金として 普段310円→800円に値上げしました。

片や、南隣にある「木漏れ陽ガーデン」は無料

昨今の値上げラッシュで、以前より財布の紐が固くなっている方がが殆んどだろうと思います。
あえて800円を支払い唯ーチューリップを見る(もちろんチューリップだけのではありませんが・・)必要があるのかは、個人の価値観次第でしょうけど・・ おそらく来場者は減るだろうと想像します。
SNSを検索して見ても、今年、フローランテ宮崎の話題は少ない気もします。

両者とも 宮崎市の施設 
チューリップに関しては少なからず競合するわけで・・・
この時期、目玉となる「チューリップ」が近くの二ヵ所に競合するのは 市にとっても、あまり好ましくない状況なのかも知れません。

と考えたりも・・・

住み分け

開花時期(植え付け時期)を意図的にずらして長く楽しめるようにするとか・・
チューリップとは違うものを「売り」にしたらどうでしょう?
お金がかからない、毎年 長い期間楽しめる ある程度の日蔭でも育つ宿根草・・
それが何かは、凡人には分かりませんが・・

余談ですが・・・

「花のみやざき」はどこへ?

フラワーショーにはじまり、フラワーフェスタとなり、その後、花旅みやざきへと引き継がれましたが、いつしか消滅してしまった。
花の宮崎をPRしていた頃の宮崎県が懐かしい・・。

国際海浜エントランスプラザ駐車場の前にある多目的広場の東側には、イペーが植栽されており、ポツポツと黄色い花を付けておりました。
以下は2020年に撮影した満開の頃の写真です。
満開は、4月中旬頃です。

イペー 国際海浜エントランスプラザにて
イペー 国際海浜エントランスプラザにて(2022年撮影)


今日は、宮崎神宮で神事流鏑馬を見て、こちらへ向かいました。
こちらも平日なのに、多くの方がいらしてるなぁ・・と思ったら たまたま偶然、イベントが開催されていたようです。

この後、コーラス花壇→英国式庭園を紹介します。
つづきは続編で
・・

「英国式庭園」にてラナンキュラス ラックス 「コーラス花壇」などの紹介

以下は 4/14 MRTニュースより一部引用

このチューリップは、コロナ禍で沈んだ市民の気持ちをリラックスさせようと、2020年度から昨年度まで国の交付金や宮崎市の予算を活用して手入れを行ってきました。

しかし、その交付金や市の予算が今年度からなくなることに…
市では、今後、チューリップ以外の花などを使って美しいガーデンづくりを続けていきたいとしています。

(宮崎市公園緑地課 矢野良昌課長)
「4万本のチューリップは減っていく部分はあるが、一年間を通じて多年草による季節の移り変わりというものは楽しめるようなガーデンになるところ」

チューリップが減るのは残念ですが、今後もさまざまな花で季節の移ろいを感じさせてくれるのを楽しみにしたいものです。


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