日南市 油津 梅ヶ浜の「雀八重(スズメバエ)」俗称「ライオン岩」の名はいつ頃から?
Posted morimori / 2025.09.24 Wednesday / 01:29
日南市 油津にある「梅ヶ浜」は国道220号から少し入ったところにあり、景観も素晴らしいです。
海岸の近くに、いろいろな岩があり、「雀八重」(スズメバエ)と呼ばれる岩もあります。

「雀八重」写真と文は日南市サイトより
日南市サイト「港町油津と堀川運河 - 地域経済を支えた産業関連文化財」に「雀八重」と記載されておりました。
俗称?通称?ライオン岩?
この岩は、ライオンにも似ており、近年「ライオン岩」と呼ばれているようです。梅ヶ浜は、油津港から帰るルート沿いなので、何度も寄り道した事がありますが、その当時は話題にもなっておらず、「ライオン」に似ているとは・・思いませんでしたが、見る角度によっては 言われてみれば確かにライオンに似てますね。スフィンクス岩とかでもいいかも?
大潮の干潮時には梅が浜から歩いて渡れるほど潮が引くこともあります。

日南市 梅ヶ浜のスズメバエ(俗称ライオン岩)
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「ライオン岩」は日光のあたり具合で微妙に表情を変えるようで、午後 順光を浴びるときが最もライオンらしく見えます。

日南市 梅ヶ浜のスズメバエ(俗称ライオン岩)

日南市 梅ヶ浜のライオン岩
明治初期の「日向地誌」に、その形が雀に見える事から「雀八重」の名が付いたようですが「雀」のイメージは全く浮かびませんでした。
ところで「ライオン岩」といつ頃から呼ばれるようになったのでしょうね?
動物のライオンが初めて日本にやって来たのは慶応2年(1866)とか。
ライオン自体、明治時代に、広く認識されていなかったのでしょうから、時代を考えると「獅子岩」とでも呼びそうな感じもします。
約20年前、2004年に、梅ヶ浜を撮影した写真
私も当時は「ライオン」全く意識してなかったのでしょう。撮影角度的に意識したものとは到底思えません。おそらく、梅ヶ浜の「ライオン岩」が本格的に知られるようになったのは、SNSが影響しているのではではないでしょうか?SNS+スマホの影響、つまり2010年代ではないかと想像します。
2004年撮影 梅ヶ浜
写真を拡大するとわかると思いますが2004年頃は スズメバエと思われる場所の下側に石像(不動明王像)がありました。

台風の波などで崩れ落ちてしまったのだろうか?それとも何か訳があり撤去したのだろうか?
梅ヶ浜のライオン岩はいつ頃から呼ばれていたかAIに質問してみました。
AIによると・・
分かっている情報:
ライオン岩は、油津の梅ヶ浜にある岩。
元々は「雀八重(スズメバエ)」と呼ばれていた。
現在は、その形がライオンに似ていることから、俗称として「ライオン岩」と呼ばれている。
俗称であるため、いつ頃から誰が呼び始めたのかを特定することは困難です。
AI の回答には間違いが含まれている場合があります。
AIでも期待以上の回答は得られなかった。
もっとも こういったAIの文章は検索結果から文を導き出している「単なるまとめ」みたいなものなので当然ですが・・・。
梅ヶ浜の地図 ➡ GoogleMap ストリートヴュー(写真)
GogoleMapを見ると、スズメバエ(ライオン岩)と併記されているようですが、気地元の方の意見として・・
「幼少の頃より「スズメバエ」と言う名称に馴染んでいる地元民としては、この場所を「ライオン岩」と言われるのはちょっと心外です。」というご意見もありました。
スズメバエが 明治時代から脈々と受け継がれた名前、元来名称である「雀八重(スズメバエ)」を併記することなく、勝手に俗称に置き換わり独り歩きするのは考え物ですね。
今風に考えれば、スズメバエ より ライオン岩の方が映えそうではありますが・・(^^;)
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