宮崎市鎮座 加江田神社の春の例大祭 神楽 1/2
Posted morimori / 2018.03.04 Sunday / 23:08
今日(3月4日)は、とあるきっかけで、神社の方と縁があり、宮崎市学園木花台に鎮座する「加江田神社」の春の例大祭へ出かけました。
二回に分けて、神楽の写真を中心に掲載。
この記事の続きは、加江田神社 春例大祭 伊勢神楽 2/2 をご覧ください。
加江田神社
加江田神社
鎮座地:〒889-2154 宮崎県宮崎市学園木花台桜1-29-4地図:GoogleMap Mapfan Mapion
(843 245 680*81)
緯度経度:31度49分22.89秒 131度25分20.23秒(日本測地系)
御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉美命(いざなみのみこと)
加江田神社の奢侈は 当サイト内 加江田神社ページをご覧ください。
加江田神社 春例大祭
加江田神社の「伊勢神楽」
毎年、春の例大祭で五穀豊穣を祈願して舞われております。一時は舞手が一人になってしまい、廃絶の危機にあったそうですが、平成19年から地元の子供たちへの指導にあたるなど継承に努め、平成25年10月15日には伊勢の式年遷宮で奉納されました。
伊勢神宮で奉納した際の動画がYoutubeにあります。
→ 平成25年10月15日 伊勢神宮での奉納
加江田神社 春の例大祭
10:00 奉納神事11:20頃〜12:40頃まで、神楽奉納
その後、社務所にて直会
当日の神楽番付は以下
- お田植の儀
忌鍬ノ儀
種蒔ノ儀
御田植ノ儀
- 夫婦舞
- 奉仕者舞
- 鬼神
- 天岩戸開き
神体舞
柴荒神
手力明神
神楽の写真と見ての感想など
忌鍬ノ儀、種蒔ノ儀、御田植ノ儀は、田を耕し、種を巻き、田植えを行い・・といった一連の流れで、「神楽」と言うよりは、再現劇のようなもので、高原町やえびの市などに伝わる、農耕・猪苗代神事に通じるようなものでした。忌鍬(いみくわ)ノ儀
忌鍬(いみくわ)ノ儀
種蒔ノ儀
「御田植ノ儀」では、稲の苗に見たてた松の葉を参拝者参加の元植えて行きます。
御田植ノ儀
御田植ノ儀
その後に、行われた夫婦舞は、子孫繁栄の意味もあると思いますが、収穫の意味合いがあるもの、一連のお田植えの儀に連結するものと思われます。
宮崎平野部の里神楽などにある、杵舞・箕取舞などの流れと思われます。
夫婦と言うことでは、高千穂神楽にある「御神体の舞」を連想します。
夫婦舞
現在、加江田神社の鎮座する、学園木花台は、宮崎大学敷地に隣接した学園都市住宅街なので、田植えというイメージはありませんが、南へ数百メートル歩けば、加江田川が広がり、平野部には水田が広がります。
旧社地は現在地の南東1Km程の、この加江田川の南側、加江田橋の近く、加江田元伊勢、きっと以前の社の周りは当時も水田が広がっていたのでしょう。
寛文2年(1662年)に日向灘で発生した外所(どんどころ)大地震により、一帯は地震と大津波に襲われ、その後、現在の地へ遷座たとのことです。
外所地震は、マグニチュード7.6、最大震度推定6、津波の高さは最大4〜5m 木花地区を中心に7つの村が水没したとのことです。
次回「奉仕者舞」へ続く・・・
この記事の続きは、加江田神社 春例大祭 伊勢神楽 2/2 をご覧ください。
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