4月の噴火以降 久々 えびの高原へ|新燃岳の溶岩
Posted morimori / 2018.06.12 Tuesday / 22:10
ここのところ、えびの高原硫黄山周辺も新燃岳も火山活動が落ち着いているので、4月の噴火以来、様子見していた、えびの高原に久々行きました。
噴気は、(今のところ)だいぶ落ち着いてきているようで、県道一号沿いの噴気孔からの噴気は殆んど出ておりませんでした。
硫黄山は噴火時に噴出した泥ででしょうか?噴火前と比べると、山肌が随分白っぽくなっておりました。
えびの高原硫黄山周辺の噴気
えびの高原硫黄山周辺の噴気
えびのエコミュージアムセンター(入館無料)2F展望フロアから
左側のカメラは気象庁の監視カメラかと思われます。
ここからなら、県道一号沿いの噴気孔が見えるかな?と思っていたのですが、全く見えませんでした。
えびのエコミュージアムセンターの窓ガラスは飛散防止のフィルムを貼っているので、カメラのレンズにPLフォルターを使うと、ところどころ虹色に見えてしまいます。虹色になるのは何故でしょうね? 宮交ボタニックガーデン青島の大温室でも同様の経験をしました。
韓国岳(からくにだけ)山頂付近のヤマキリシマは、今が満開のようで、爆裂火口北側斜面に咲くミヤマキリシマがえびの高原からも肉眼で見えました。
(韓国岳は現在入山禁止です。)
えびの高原周辺でも、開花が遅れたミヤマキリシマが、数株程度ですが、中には見頃のものもあり、見ることが出来、ラッキー。
現在、小林市からの県道一号線は利用出来ません。
【 6/18 追記 】新燃岳で6/17日火山性地震104回、18日も17時までに126回発生 要注意!
えびの高原には閑散としておりました、火山噴火予知は出来ないのが実情、安全ですとPR出来ない状況下、致し方ないことだろうと思います。
このまま(噴火の無い)の状況が続けば、おそらく徐々に回復してくるのではないでしょうか。
高級ホテル誘致については・・以前このブログでも書きました。
➡ えびの高原ホテル跡地に富裕層向けホテルを誘致
計画地が硫黄山に近すぎるし、火中の栗拾いに名乗り出るの企業は居ないのでは? 無理ではないでしょうか?
【 火山活動状況・追記 】
【 追記 】
(韓国岳は現在入山禁止です。)
韓国岳のミヤマキリシマ
えびの高原周辺でも、開花が遅れたミヤマキリシマが、数株程度ですが、中には見頃のものもあり、見ることが出来、ラッキー。
えびの高原のミヤマキリシマ(つつじヶ丘)
えびの高原のミヤマキリシマ(っつうじヶ丘)
現在、小林市からの県道一号線は利用出来ません。
えびの高原設置、UMKのライブ配信カメラ
UMKのライブ配信カメラは「足湯の駅えびの高原」に設置してありますが、おそらくこの三脚がそのカメラだろうと思います。〜 えびの高原 UMKライブカメラ設置場所 〜
〜 えびの高原 UMKライブカメラ設置場所 〜
新燃岳の溢れ出た溶岩
鹿児島県側の県道一号沿いにある新湯展望台(GoogleMap)から、新燃岳から流れ出た軽石流(火砕流の一種)が見えました。3月にごく小規模の火砕流(動画)が発生したのもこの付近です。〜 新燃岳の溶岩 〜
〜 新燃岳の溶岩 〜
【 6/18 追記 】新燃岳で6/17日火山性地震104回、18日も17時までに126回発生 要注意!
国民宿舎「えびの高原荘」4、5月の宿泊者数、昨年比 約8割減
【 追記 】 6月14日付 宮崎日日新聞より、関連記事一部引用霧島連山・硫黄山の噴火などの影響で、えびの市の県営国民宿舎「えびの高原荘」の4、5月の宿泊者数が、昨年と比べて約8割減少していることが13日、県のまとめで分かった。
また県が国や市と連携し、2020年度までにえびの高原への誘致を目指している高級宿泊施設について、県は「早期実現は難しい」との見解を示した。
えびの高原には閑散としておりました、火山噴火予知は出来ないのが実情、安全ですとPR出来ない状況下、致し方ないことだろうと思います。
このまま(噴火の無い)の状況が続けば、おそらく徐々に回復してくるのではないでしょうか。
高級ホテル誘致については・・以前このブログでも書きました。
➡ えびの高原ホテル跡地に富裕層向けホテルを誘致
計画地が硫黄山に近すぎるし、火中の栗拾いに名乗り出るの企業は居ないのでは? 無理ではないでしょうか?
【 火山活動状況・追記 】
霧島山(えびの高原(硫黄山いおうやま)周辺)の火山活動解説資料 / 平成30年6月15日16時40分発表
福岡管区気象台
地域火山監視・警報センター
鹿児島地方気象台
○ 活動概況
えびの高原で、6月13 日に現地調査を実施しました。
硫黄山の南側の火孔では活発な噴気活動が続いていますが、5月10 日の観測に比べて、硫黄山の西側約500mの噴気の量は少なくなっていました。
白鳥山からの観測では、硫黄山西側斜面において火口内から泥水の流下が5月10 日の観測で確認されていましたが、6月13 日の観測では確認できませんでした。
硫黄山南監視カメラで確認していた硫黄山の南側の直径20〜30m程度の湯だまりは、6月11日以降縮小しています。
硫黄山周辺の沢では、5月31 日の観測では白濁した泥水が流れていましたが、6月13 日の観測では透明の水が流れていました。また、6月5日にえびの市が整備した沈殿池の上流の沢の水も白濁しておらず、透明でした。
えびの高原で、6月13 日に現地調査を実施しました。
硫黄山の南側の火孔では活発な噴気活動が続いていますが、硫黄山の西側約500mの噴気の量は少なくなっていました。なお、硫黄山南監視カメラで確認していた硫黄山の南側の湯だまりは、6月11日以降縮小しています。
硫黄山周辺の沢では、これまで白濁していた沢水が透明になっていました。
【防災上の警戒事項等】
えびの高原の硫黄山から概ね1km の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石1)
に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石1)(火山れき2))が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
➡ 原文詳細(PDF)
【 追記 】
火山噴火予知連絡会は、6月20日東京で定例会合を開き、
新燃岳については「今後も噴火を繰り返す可能性がある」
硫黄山については「火山活動の低下傾向がみられる」
との検討結果をそれぞれまとめました。
その一方で、霧島連山の火山活動の長期化や活動のさらなる活発化の可能性も視野に慎重に活動の変化を監視する必要があるとして、連絡会の下に霧島山部会を新たに設置することを決めました。
「霧島山部会」では今後、状況に応じて火山活動について評価し、今後の見通しを取りまとめるなど総合的な判断を行うとしています。(6/20 MRTニュースより抜粋)
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