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浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽)4 御柴・注連口・繰下・雲下

Posted morimori / 2018.12.28 Friday / 23:49


浅ヶ部神楽1 道行
浅ヶ部神楽2 彦舞・杉登・幣神添・五穀・御神体・岩潜・七貴人
浅ヶ部神楽3 柴引・伊勢・手力雄・鈿女・戸取・舞開
浅ヶ部神楽4 御柴・注連口・繰下・雲下


12月23日〜24日、高千穂の夜神楽(三田井地区 浅ヶ部神楽)を見学しました。
以下の、御柴・注連口・繰下・雲下の写真はその時撮影したものです。

※ 拡大写真は4Kサイズまで拡大します。

御柴おんしば

神人一体の古風を最もよく象徴する 二神柴にのり村人多数にかつがれて外注連を廻り神庭に入って神主と問答あり。

浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽)御柴(おんしば)
浅ヶ部神楽 御柴(おんしば)
浅ヶ部の氏神・磐下大権現と高千穂神社・十社大明神(高千穂神社の国宝級の神面)


浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽)御柴(おんしば)
浅ヶ部神楽 御柴(おんしば)

 



注連口しめぐち

神送りをするところ、四人はみどりの糸をとって注連の前で舞う 舞いおろす中のヤ 正面舞い下すヤ 今は正面おさめましますの歌あり。
浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽) 注連口(しめくち)
浅ヶ部神楽 注連口(しめくち)(入鬼神)


繰下くりおろし

雲おろしの用意 雲綱をとり外注連に向かって舞う。(写真は一般参加の部分)

浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽) 繰下(くりおろし)
浅ヶ部神楽 繰下(くりおろし) (一般参加の部分)
肖像権・プライバシー権の観点より拡大無し


雲下くもおろ

雲をおろす舞 紙吹雪が舞い散ってみごとな三十三番の大成就。

浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽) 雲下(くもおろし)
浅ヶ部神楽 雲下(くもおろし)





平成30年度 高千穂の夜神楽奉納

最後の数字は、町役場からの距離(Km)駐車台数(台)
  • 11月17日(土)/押方(五ヶ村東)/中畑神社/五ヶ村東公民館/6 50
  • 11月17日(土)/岩戸(下永の内)/天岩戸神社東本宮/下永の内公民館/8 50
  • 11月22日(木)/上野(玄武)/上野神社/玄武公民館/7 30
  • 11月22日(木)/上野(下組)/柚木野神社/工藤勝利様宅/5 100
  • 11月22日(木)/下野(下野西)/下野八幡大神社/大賀武重様宅/7 30
  • 11月24日(土)/上野(黒口)/黒口神社/黒口公民館/10 30
  • 11月24日(土)/岩戸(上永の内)/御霊神社/工藤喜志子様宅/7 100
  • 11月24日(土)/向山(秋元)/ 秋元神社/秋元公民館/11 50
  • 12月1日(土)/三田井(下川登)/逢初天神社/下川登公民館/1.5 30
  • 12月1日(土)/岩戸(五ヶ村)/歳神社/黒木浩展様宅/7 200
  • 12月8日(土)/押方(上押方)/嶽宮神社/上押方公民館/3 0
  • 12月8日(土)/岩戸(野方野)/石神神社/野方野公民館/8 50
  • 12月23日(日)/三田井(浅ヶ部)/磐下大権現神社/浅ヶ部公民館/2.5 50
  • 1月12日(土)/河内(中西)/熊野鳴瀧神社/田原出張所/13 40
  • 1月19日(土)/田原(高岩)/流尾妙見社/高岩公民館/12 50
  • 1月26日(土)/向山(黒仁田)/柘ノ滝神社/黒仁田活性化センター/10 20
  • 2月9日(土)/田原(上田原)/熊野神社/上田原公民館(なごみ館)/10 50


 平成30年度 高千穂の夜神楽

高千穂の夜神楽を見学する前に、読んでおきたいお奨め本の紹介

高千穂の夜神楽の解説本ならまずはこれでしょう!!と私もオススメ・決定版と言えるべき本です。高千穂神社の後藤俊彦宮司も著者の一人です。

高千穂の夜神楽の本神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界
(みやざき文庫 56)
著者:後藤俊彦,武田憲一,沼口啓美
価格: ¥ 1,728円
内容紹介:夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。 単行本: 273ページ
出版社: 鉱脈社 (2008/8/29)
ISBN-10: 4860612752
ISBN-13: 978-4860612757


平成20年版 本書あとがきから一部引用させていただきます。

しかし高千穂の神楽は戦後いくたびかの危機があり消長があったにせよ、途絶えることはなく伝承されてきたし、いまなほ里人の力強い信仰と地域共同体の中で生きつづけてゐる。
 それは戦後日本が追い求めてきた美しく合理的な価値とは異なるものであり、時代にとりのこされてきた世界であるかもしれない。
それでも村の人々は辛抱づよく山畑を耕し、牛を飼い、僅かばかりの棚田に稲を作りながら、おおらかに誇り高く素朴に生きてきた。

いつとは知れぬ悠久なる昔より守り続けてきた暮しと文化を信頼し、天地自然の一切に対する畏敬の念を失わず、神々と共にありつづけることを誇りとしてきた文化の結晶が高千穂の夜神楽である。 

後藤俊彦 / 神楽三十三番 高千穂神楽の世界(平成20年8月の版)より


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【 追記 】
後日WebPageを作成しました。
あわせてご覧ください。
三田井 浅ヶ部神楽(高千穂の夜神楽)
追記おわり


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