オーシャンドーム跡地に「アミノバイタルトレーニングセンター宮崎」(NTC指定を目指す)
Posted morimori / 2021.08.28 Saturday / 07:21
シーガイア・オーシャンドーム跡地に宮崎県屋外型トレーニングセンター「アミノバイタルトレーニングセンター宮崎」(NTC指定を目指す)
【2023/4/2 追記】
宮崎県が宮崎市山崎町の旧シーガイア・オーシャンドーム跡地で整備を進めていた「アミノバイタルトレーニングセンター宮崎」(県屋外型トレーニングセンター)が1日供用開始。
以下は 宮崎日日新聞より
【2023/2/2 追記】
宮崎県がスポーツランドみやざきの新たな拠点の一つとして、シーガイアの旧オーシャンドーム跡地に整備を進めている宮崎県屋外型トレーニングセンターの利用受け付けが、2月1日から開始。
総事業費は18億2600万円で、およそ6ヘクタールの敷地にラグビーやサッカーなどに対応した天然芝グラウンドや、400メートルトラックを備えた多目的グラウンドなどが設けられます。
供用開始は、今年4月1日から。
利用できるのは、原則5人以上の団体となっていて、料金は、いずれも4時間の参考価格でサッカー・ラグビー場が4,760円、多目的グラウンドが4,480円。
利用日の2か月前から申し込みを行うことができる。(UMKニュースより)
建設に約20億円、宮崎県は毎年5200万円の管理費支出とか・・
➡ 利用料金一覧(宮崎県)
これだけの施設なのに意外に一般利用料金は安いと感じるのは私だけでしょうか?
スポーツランドみやざきのPRにもなるだろうし、合宿、キャンプなど、総合的な事を考えてなのでしょうけどね。
指定管理者:シーホース宮崎 ((株)馬原造園建設、フェニックスリゾート(株)、(株)MRTアド)
宮崎県屋外型トレーニングセンターの指定管理候補者の選定について
【2022/7/7 追記】
宮崎県屋外型トレーニングセンターの基本設計について(宮崎県サイト)
【12/2 情報追記】
2023年4月の供用開始を目指し、宮崎市の旧シーガイア・オーシャンドーム跡地に整備される「屋外型トレーニングセンター」について、宮崎県は12月1日、今月中に事業者を選定し、来年4月から設計・施工に着手する見通しを明らかにした。
/ 情報元:宮崎日日新聞記事
「オーシャンドーム」跡地にトレーニングセンターを整備
宮崎県は、宮崎市のリゾート施設 旧シーガイア・オーシャンドーム跡地に、ラグビーやサッカーなどの「屋外型トレーニングセンター」を整備することを発表しました。県はオーシャンドーム跡地 約8.5ヘクタールのうち、約6ヘクタールを、同地を所有するフェニックスリゾート社から無償で借り受け、ラグビー、サッカー場を1面や400mの陸上トラックのある多目的グラウンドを1面確保し、塞内練習場のほかトイレやシャワー室などを備えたクラブハウスやトレーニングジムなども整備する計画。
総事業費はおよそ18億3000万円で事業費は国の交付金などを積極的に活用、来年度当初予算に計上する予定。
県はサッカー、ラグビーのキャンプで8チーム以上の新規誘致が可能とみており、周辺市町村への波及効果や観光振興などで年間約12億円の経済効果も見込んでいます。
同跡地をめぐっては、県は国が整備する計画だった「ナショナルトレーニングセンター(NTC)」の誘致を目指しておりました。
今年6月には国が主体的に整備する方針ではないことが示され、計画が白紙になったことより、県みずからトレーニングセンター整備に乗り出しNTC指定を目指すことにしたものです。
設計と施工は民間事業者からアイデアを求めるプロポーザル方式で募る。
2022年度中の完成を予定、2023年4月の供用開始を目指す。
以上 宮崎日日新聞 NHK宮崎ニュースを参考に記載
トップ選手の受け入れ実績を持つシーガイアや、近隣の国際海浜エントランスプラザなどとの相乗効果も期待出来そうです。
長年手付かず状態でしたので、良かった。
参考 ➡ NTC競技別強化拠点指定施設一覧(R2年8月31現在) スポーツ庁
〜 シーガイア オーシャンドーム 〜
〔オーシャンドームは1993年(平成5年)開業、全長300m、幅100m、高さ38m。「世界最大の屋内遊泳施設」94年には「世界最大の全天候型開閉式室内ウオーターパーク」としてギネスにも認定された。〕
過去に書いたシーガイアオーシャンドーム関連記事
- ➡ シーガイア・オーシャンドーム等の利用、活用策を宮崎県などが公募〜(断念・解体) 2010/1/8 更新2014/8/6
- ➡ シーガイア・オーシャンドーム解体工事始まる。 2016/8/4
- ➡ 解体が進むオーシャンドーム 大型重機SK3500Dなど 2017/5/19
〜 昔撮った写真 〜
シーガイア関連の歴史 概要
- 1988年 [昭和63年] 7月 リゾート法による第1次承認
- 1988年 [昭和63年] 12月 フェニックスリゾート(株)設立
- 1993年 [平成5年] 7月 第1期施設オープン(オーシャンドーム、コテージ等)
- 1994年 [平成6年] 10月 第2期施設オープン=グランドオープン(ホテルオーシャン45、コンベンションセンター等)
- 1995年 [平成7年] 6月 全面開業後初の決算で127億円の営業損失
- 1999年 [平成11年] 6月 99年3月決算で累積赤字1218億円が判明
- 2000年 [平成12年] 1月 県が60億円拠出の「国際コンベンションリゾートみやざき振興基金」から25億円交付
- 2000年 [平成12年] 7月 主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)宮崎外相会合開催
- 2000年 [平成12年] 9月 自主再建を断念。外部資本による再建の検討に入る
- 2001年 [平成13年] 2月 宮崎地裁に会社更生法適用を申請 負債総額は2,762億円、グループで 3261億円
- 2001年 [平成13年] 6月 リップルウッド・ホールディングスL.L.Cとのスポンサーシップ契約の締結 買収額は 162億円
- 2001年 [平成13年] 9月 フェニックス自然動物園を宮崎市に10億円で売却
- 2001年 [平成13年] 12月 トゥルーン・ゴルフ社と業務委託契約締結
- 2002年 [平成14年] 1月 スターウッド社と業務委託契約を締結し、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの運営を開始
- 2002年 [平成14年] 12月 トム・ワトソンゴルフコースのクラブハウス閉鎖
- 2002年 [平成14年] 12月 デビット・デュバル・ゴルフアカデミー開設
- 2003年 [平成15年] 4月 オーシャンドーム季節営業導入(4〜5月、7〜12月)
- 2004年 [平成16年] 10月 温泉施設「松泉宮」オープン ゴルフアカデミーなど総額100億円を超える第二期開発計画終了
- 2005年 [平成17年] 10月 スターウッド社との業務委託提携をフランチャイズ契約へ変更
- 2007年 [平成19年] 1月 デビッド・デュバル・ゴルフアカデミーを改称し、フェニックス・ゴルフ・アカデミーとして運営を開始
- 2007年 [平成19年] 4月 トゥルーン・ゴルフ社との業務委託契約を終了し、自主運営開始
- 2007年 [平成19年] 7月 初の営業黒字達成を発表
- 2007年 [平成19年] 9月 オーシャンドーム、ショッピングプラザ閉鎖
- 2009年 [平成21年] オーシャンドームの無償譲渡を県と市に打診、県と市は検討の結果、拒否
- 2010年 [平成22年] 3月 100%子会社の北郷リゾートを韓国の東光グループへの売却を発表
- 2010年 [平成22年] 6月 10年3月期連結決算で開業以来初の最終黒字
- 2011年 [平成23年] 1月 スポーツリゾートを前面に押し出す戦略 MOVE IT!(ムーブ・イット)開始
- 2011年 [平成23年] 6月 11年3月期で再び最終赤字に転落
- 2011年 [平成23年] 9月 100%子会社の高原カントリークラブを東光グループへ売却
- 2012年 [平成24年] 2月23日 セガ・サミーが買収を発表(買収金額4億円)債務返済54億円貸付
- 2014年 [平成26年] 8月1日 オーシャンドーム解体・サンホテルフェニックス、2015年6月末営業終了を発表
- 2016年 [平成28年] 8月4日 オーシャンドーム、オーシャンプラザ・解体工事はじまる。
(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。
- 1988年 [昭和63年] 7月 リゾート法による第1次承認
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