解体が進むオーシャンドーム 大型重機SK3500Dなど
Posted morimori / 2017.05.19 Friday / 18:36
昨年8月4日から解体が始まったシーガイアの「オーシャンドーム」ですが、先日近くを通りましたところ、建物の撤去は終わり、基礎部分の撤去工事を行っているようでした。
重機の好きな私、しばし見入ってしまいました。
これだけ多くの、しかも滅多に見れない大型重機が同時に動いているのは壮観です。
Youtubeに動画をアップ
4Kで撮ったつもりでしたが・・
帰宅後調べると、設定が1920pixハイビジョンになっておりました(--;)
VOLVO A40Dダンプ
中でもVOLVOのA40Dダンプは珍しいですね。A40D 6x6 Volvo 総重量31.27 t 総積載37 t
6輪駆動車です!大きなタイヤでどんなところもへっちゃらでしょうね。
〜 A40D 6x6 Volvo 総重量31.27t 総積載37t 〜
気になるお値段?ですが・・新車価格はわかりませんが、2015年の中古価格が5600万円位でした・・。
KOBELCO(神戸製鋼)超大型解体機SK3500D
手前の大きな 解体機は、KOBELCO(神戸製鋼)超大型解体機SK3500Dかと思います。ギネスにも登録されている、SK3500Dは、ブーム3本とアームで構成される4つ折れ式アタッチメントの採用により、解体専用機としては世界一の作業高さ65.03mを実現 21階建て程度のビルでも地上から直接解体作業が行えます。
現在、作業中のものは、本体や足回り部分は既存のSK3500Dと共通ですがセパレートブーム仕様機です。
〜 たぶん・・KOBELCO超大型解体機SK3500D 〜
本体は全長10m程、全幅8m弱あります。近くで見てみたいのです。
こんな大きな重機、どうやってここまで運んで来たの?とお思いでしょう。
移動時には、トレーラの積載能力に対応した質量になるように,機械全体を最高17個まで分解できるようです。
以下の(株)神戸製鋼所の資料をご覧ください。
➡ 特集:神戸製鋼グループにおける技術連携 KOBELCO超大型解体機SK3500D
気になるお値段ですが・・・
SK3500Dの標準準販売価格は10億円(解体作業用アタッチメント込み)のようです。
「NABEKAI.(ナベカヰ)」のロゴキャラクター
オーシャンドームの解体を請け負っている業界最大手の会社「NABEKAI.(ナベカヰ)」の重機に描かれている会社のロゴキャラクター、いいですね。SK3500Dは、KOBELCOとナベカヰの共同開発とのことです。
古いTV番組ですが、「噂の東京マガジン」でSK3500Dが特集されたときの放送がYoutubeにありましたのでリンク。
➡ SK3500D TV-no.1
➡ SK3500D TV-no.2
番組では、「渡辺解体工業」となっておりますが、ヘルメットに描かれたキャラクターは同じなので「ナベカヰ」の前の社名なのかも知れませんね。
今回の現場では、KOBELCOの他に、HITACHI、CAT(現・新キャタピラー三菱株式会社)などの重機をみかけました。
余談ですが、一般的に知られている「キャタピラ」ですが、キャタピラー社の商標登録なので、他社では「クローラー」と呼ばれることが多いです。
もうひとつ、「パワーショベル」も小松製作所の商品名、一般名は「ショベルカー」ですネ。
実は私、幼いころから、「重機好き」でして、幼少のころ、近くの工事現場のショベルカーとかを一日眺めていたそうです。
いくつになっても同じです。
2017年1月17日付 朝日新聞記事によると・・・
"建屋はほぼ撤去された。シーガイアを運営するフェニックスリゾートによると、予定通り4月末までに完了するという。"
とありましたが、もうすこしかかりそうな感じですね。
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