【2023/8/1更新】五ヶ瀬ハイランドスキー場 道路復旧出来ず２年連続営業断念

• 国道503号　五ヶ瀬町大字三ケ所尾平 〜 五ヶ瀬町大字三ケ所飯干峠（路肩決壊）
  
• 一般県道202号　鞍岡赤谷線　五ヶ瀬町大字鞍岡国道265号との交点 〜 五ヶ瀬町大字三ケ所国道218号との交点（崩土、倒木等多数）

【登山をお考えの皆様へ】（五ヶ瀬町観光協会サイトより）

現在台風14号の影響により、五ヶ瀬町内からの登山が大変危険となっております。
登山をお考えの皆様には大変申し訳ございませんが当分の間登山はお控えください。

登山道などの安全が確認、確保され次第お知らせいたします。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

関連ニュース等リンク

台風14号の影響は宮崎県内の観光地にも及んでいます。五ヶ瀬ハイランドスキー場は道路の寸断により、今シーズンの営業が絶望的な状況となっています。

（田中記者リポート）「こちらは五ヶ瀬ハイランドにつながる道路ですが、ご覧のように土砂崩れによって寸断され、スキー場にたどり着けなくなっています」

五ヶ瀬ハイランドスキー場に向かう道路は、数か所寸断されていて、今シーズンのスキー場の営業は、絶望的な状況となっています。

五ヶ瀬ハイランドスキー場は、2004年にも台風により道路が寸断し、休業を余儀なくされました。

今シーズンは、行動制限の緩和により来場客の増加が期待されていただけに、営業断念となれば、地域の観光や雇用に大きな痛手となります。

（民宿「森の熊さん」・佐藤熊雄さん）「今シーズン以降は前のようにお客さんがどんどん泊まっていただけるのではないかとちょっとは期待していた、台風の前は。ショックはかなり大きいですね」

（ホテルフォレストピア・秋本治代表）「（スキー場営業は）難しい、オープンできないというような発表になるのではないか、そしたら大変なことになる。秋の紅葉シーズンからスキーシーズン、これがなかったら観光業は成り立たない」

町は22日、現地調査を行っていて、週明けにも町議会に結果を報告し、今シーズンの営業について、最終判断したいとしています。

五ケ瀬ハイランドスキー場につながる道路で、大規模な土砂崩れが起きていることが分かりました。五ケ瀬町は今シーズンの営業について「週明け月曜日に判断する」としています。

五ケ瀬ハイランドスキー場によりますと大規模な土砂崩れが起きているのは、五ケ瀬町鞍岡のスキー場につながる唯一の道路です。22日スキー場や町の職員が調査を行っていて、この場所以外でも土砂崩れなど台風の被害が複数カ所で確認されているということです。
今シーズンの営業は12月16日からと3カ月を切っていて、スキー場を経営する五ケ瀬町は「現在被害の状況をまとめている最中。今シーズンの営業については週明け月曜日に判断する」としています。
五ケ瀬ハイランドスキー場の小笠まゆみ支配人は「厳しい状況にはあるが、どうにかオープンにこぎつけたいという思い。ただお客様とスタッフの安全が第一なので26日の判断を待つしかない」とコメントしています。

五ヶ瀬町の紅葉　関連記事・WebPage