西米良村鎮座 児原稲荷神社 越野尾神楽は夜神楽から半夜神楽へ
Posted morimori / 2022.11.14 Monday / 06:25
【お知らせ】国選択「米良山の神楽」は「銀鏡神楽」を含めた「米良の神楽」として国指定重要無形民俗文化財となります。
詳細は以下をご覧ください。
➡ 米良神楽(銀鏡神楽)+米良山の神楽(尾八重・中之又・村所・越之尾・小川)=米良の神楽で国重要無形民俗文化財へ
西米良村鎮座 児原稲荷神社の例大祭が、令和4年(2022年)11月26日(土)に斉行されるとの事です。
毎年、例大祭では、夜を徹しての夜神楽「越野尾神楽」が奉納されておりましたが・・・・ 同神社 甲斐法長宮司のfacebookによると、後継者不足により、夜通しの夜神楽の奉納が困難となり、今年から夜10時半頃まで、10番程を奉納する「半夜神楽」になったようです。
児原稲荷神社例大祭式 17時より
神楽奉納 19時〜22時半頃
せんぐまき 神楽終了後
今回掲載した写真は、平成29年(2017年) 児原稲荷神社例大祭で撮影したものです。
児原稲荷神社例大祭の頃、駐車場近くにあるモミジの木が色付いてました。
児原稲荷神社 駐車場近くのモミジ
竹林の中の鳥居(参道階段)
●印が令和4年 越野神楽 奉納予定番付
婦人会による出店
清山(きよやま)
清山(きよやま)
児原稲荷神社の御祭神「白稲荷」「赤稲荷」
「白稲荷」は「赤稲荷」と共に、児原稲荷の御祭神であり、白面は女神とされる。越野尾神楽 白稲荷(御祭神)
白稲荷と同様に、この神の袖、もしくは宝冠に賽銭が入ると幸福が得られるとされ、参拝者が外神庭の柱にくくられた半紙で賽銭を包んで投げる。
今年(令和4年)は、「赤稲荷」が奉納されるようです。
越野尾神楽 赤稲荷(御祭神)
越野尾・八重神楽変遷
(令和二年三月 米良山の神楽調査報告書 より引用)
- 明治〜大正期 越野尾集落、他集落に依頼して神楽を奉納
- 昭和初期 越野尾集落、祭典講習会で楽を習得
- 昭和6〜7年(1931〜32)越野尾集落、八重集落より神楽を習得
- 昭和17年(1942)越野尾集落、舞い手不足のため集落民での神楽を中止
- 昭和34〜38年(1959〜1963)一ツ瀬ダム工事着工〜完成
- 昭和41年(1966)越野尾神楽保存会発足、神楽再開
- 平成2年(1990)八重神楽、途絶(2−3の奉納を継続)
- 平成22年(2010)八重神楽、この年は奉納
過去に書いた「越野神楽」関連ブログ記事
➡ 児原稲荷神社大祭 越野尾神楽にて 1/3(3ページ構成)
令和4年度 西米良神楽奉納予定
- 11月26日(土) 児原稲荷神社(越野尾神楽)(土)今年より半夜神楽 19:00 - 22:30
- 12月3日(土) 狭上稲荷神社(村所神楽)日祭りで実施(午前中〜)
- 12/10(土) 米良神社(小川神楽)日まつりでの実施
- 12月17日(土) 村所八幡神社(村所)夜祭りでの実施
- 12月24日(土)竹原天満宮神社(竹原)日祭りでの実施
※いずれも日祭りや中止になる場合もある。
当サイト内「神楽」関連ページ
➡ 宮崎の神楽ページ
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