西都市観光協会サイトに6月15日、以下の告知が掲載されておりました。
2024年 西都原古墳群のひまわり休止
西都市商工観光課からのお知らせです。
毎年夏の風物詩としてお楽しみいただいている西都原の「ひまわり畑」ですが、本年度は「土壌回復作業」のため休止します。
楽しみにお待ちいただいていた皆さまには大変申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくおねがいします。
なお、秋季のコスモスは例年どおり育成いたします。
緑肥としての40日ヒマワリ「種まきのタイミングを逸した?」
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西都原古墳群のひまわり」は、40日ヒマワりという背の低い緑肥に使われる品種で、種まきから40日程で開花するヒマワリです。
例年5月末頃に種をまき、7月中旬頃に満開見頃となります。
当初より「土壌回復作業」計画で休耕とするならば5月にはその旨 発表されていたはずです。
それが、6月半ばでの発表・・
もしかすると、なんらかの要因(雨による影響とか?)で、播種(種まき)のタイミングを逸してしまったのかも?知れません。
ヒマワリの花の見頃が終えた後、1〜2週間でヒマワリは緑肥として畑にすき込まれ、次のコスモスの為の緑肥となります。
緑肥として地中での分解期間は気温・降雨などの条件が良ければ3−4週と聞きます。
その後、9月初めにコスモスの種をまくのですが、ヒマワリの開花が遅れ、すき込みが遅れると緑肥としての効果が薄れてしまいコスモスの生育にも影響するのかも知れません。
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西都原古墳群のコスモス」は11月第一週に開催される「
西都古墳まつり」に見頃になるよう、種まきの時期を調整しておりますので、今年は、40日ヒマワリの種まきのタイムリミットを過ぎ、休ませることにしたのかも?と想像したりします。
今年は一旦、休耕とし土を肥し、コスモスに集中した方が良いのかも知れませんね。
西都原古墳群のヒマワリは 2011年に西都市が、口蹄疫(こうていえき)復興への願いを込め復興の「シンボルの花」として咲かせたのが始りでした。
はたして、来年「ヒマワリ」は見られるのだろうか?
昨年で終わりって事はないですよね(^^;)
西都原古墳群の、菜の花〜ひまわり〜コスモス 1年のサイクル
- 12/初旬 菜の花播種
12/中旬〜01/上旬 菜の花の苗を現地に植え付け
(ボランティアなども公募・参加)
03/下旬 菜の花見頃
04/10頃〜 菜の花刈り取り後 休耕
- 06/初旬 ひまわり播種
07/中旬 ひまわり見頃
07/20頃〜 ひまわり刈り取り後 休耕
- 09/初旬 コスモス播種
10/下旬 コスモス見頃
11/初旬 コスモス開花ピーク
11/10頃〜 コスモス刈り込み後 休耕
※いずれも刈りこみの前に、摘み取り持ち帰り自由の日が設定され、事前に西都市観光協会サイトなどで案内がありました。
いずれも刈り込み時に土にすきこみ「緑肥」としている。
西都原古墳群のヒマワリ(2023年など・過去の撮影)
4Kサイズ(3840Pix)拡大画像(2023年7月13日撮影)
西都原古墳群のヒマワリ 2023/7/13 撮影(4Kサイズ拡大画像)