日本での開花は珍しい レインボーシャワーが見頃 宮交ボタニックガーデン青島にて
Posted morimori / 2019.07.17 Wednesday / 07:48
6月末、宮崎市青島にある「宮交ボタニックガーデン青島」(県立青島亜熱帯植物園)大温室で、米ハワイ州原産の熱帯花木「レインボーシャワー」が、栽培して3年目で初めて開花した。との新聞記事があった。
この植物、国内での開花例がほとんど無く、日本国内で花が見られるのは極めて珍しいとのこと。
公式サイトで開花状況を確認しつつ、そろそろ満開かな?と思い、事務所へ確認電話、もうすぐ満開、見頃とのことでしたので、出かけました。
西門の近くにある「培養温室」入口付近に展示してありました。
木の背丈は2m程でしょうか(成長すると15m位になるらしい)、現在、8−9分咲きといった感じ、満開ちょと手前ですが、赤みがかったつぼみも見る事が出来る今が一番の見頃なのかも知れません。
もうしばらくは楽しめそうです。
「貴重な花」を見に出かけてみてはいかがでしょう。
マメ科ナンバンサイカチ属
学名:Cassia‘Rainbow Shower’
特徴:レインボーシャワーは、ゴールデンシャワー(C. fistula)とピンクアンドホワイトシャワー(C. javania)を交配して生み出された、ハワイ産の品種です。
ハワイに行けば必ず一度は目にする植物で、街路樹として植えられており、ホノルル市の木にもなっています。
ハワイの気候では、よく咲くようですが、日本での栽培は難しく、宮交ボタニックガーデン青島では、約3年間、温度や湿度などの環境調整を試行錯誤した末、やっと展示に至ったとのこと。