日々ブログ MORIMORI ＠宮崎県

毎年、七夕になると思いだすことがあります。

今から丁度１０年前、2007年「神都」高千穂での出来事です。
（以下の内容は、2007/07/10に書いたブログよりほぼ転載）

木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）からのメッセージ
〜　7・7・7　神話の里高千穂を舞台に起きた“神隠し事件”　〜

7月7日、宮崎県、高千穂町のビジネスホテルの駐車場に設置されていた高さ1.8m、重さ300Kgの「木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）」のブロンズ像が台座（１トン以上）ごと盗まれたというニュースが報じられた。

〜　コノハナサクヤヒメ像　〜

この木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）の像は、同ホテルが「神話と伝説」の町おこしのため、私財600万円を投じ（高鍋町の彫刻家が作成）1988年ごろに設置したもの。

“盗まれた”のは、6日午後8時〜7日午前7時50分の間、人気の無い（当日は雨）を狙っての計画的犯行では？
台座ごと無くなっているのでクレーンのようなものでつり上げて持ち去った可能性が高い、との事で、被害届を受けた高千穂署が、「盗難事件」として捜査しておりました。

「事件」が発生したと思われる、7月7日はご存知「七夕」の日

　日本の七夕は、中国より7世紀頃に伝わった牽牛・織女の二つの星の伝説、短冊に歌や文字を書いて裁縫や書道の上達を願う風習と共に、日本古来の棚織女（たなばたつめ）の伝承と結びつき、宮中で行われたのが始まりだそうです。

　棚織女（たなばたつめ）とは、神様に捧げる着物を織る、巫女的な要素を強く持つ女性。木花咲耶姫（コノハナサクヤヒメ）も棚織女（たなばたつめ）でもあったとされ、「七夕」にはコノハナサクヤヒメとニニギノミコトと逢初川で出会うという神話もさらに重なっているのでしょう。



そんな七夕の日を選んでのミッション？とも思える、今回の事件の犯人はなかなか「記紀」「神話」等に明るい人物だなぁ・・

金属としてのブロンズはそれ程価値もないようなので金属目当てではないな・・などと、あれこれ昨夜（サクヤ）、私は想像していたのでありますが・・

7月9日午後、事件は意外な展開を見せるのであった。

久大線の鉄橋まで流されたとか・・

高千穂鉄道の鉄橋か何カ所も流された、台風の被害を思い出しました。

映像をみていて、宮崎市で、大淀川（支流含め）が決壊した時の事を思い出しました。

流れ下った倒木？の被害を見て、状況が同じであるか、わかりませんが、10年程前、宮崎市立図書館で見た、西都市　限界集落となった「寒川」をテーマにした映画「寒川」を思い出しました。

映画寒川　—予告篇—

映画寒川　MOVIE SABUKAWA

いろいろ大変とは思いますが、元気を出してください。

いち早い復興をお祈り申し上げます。

【 7/8 追記 】
香川選手が宮崎市内で行っていた4日間の自主トレ合宿を打ち上げました。
小雨の中で汗を流した練習後には集まった約250人のファンのサインに応じ「たくさんの方に来てもらってうれしかった」と笑顔。脱臼した左肩の回復も順調のようです。
スポニチ記者ツイート　サッカーより。/　追記おわり

サッカーの日本代表で、ドイツ１部リーグのドルトムントに所属する「香川真司選手」が、昨年に続き、今年も、本日より８日まで、宮崎市でキャンプを始めました。
５日は、KIRISIMAハイビスカス陸上競技場で、一般公開　歓迎のセレモニーも開かたようで、木花保育園の園児76人から花束や宮崎牛などが贈られたようです。

香川真司選手談（MRTニュースより）
"「すばらしい環境のもと宮崎県民のみなさんのサポートを借りながらいいトレーニングキャンプができたらいいなと思う」
「（宮崎は）サッカーする環境や食事、温泉、天候において素晴らしい環境。楽しいキャンプになれば」"

次の一般公開　7月8日(土)8:00AM〜　ラグビー場で予定

香川選手の宮崎キャンプの次の一般公開は８日の午前８時から、KIRISIMAヤマザクラ県総合運動公園ラグビー場で予定されているとのことです。