日々ブログ MORIMORI @宮崎県

高解像(1920pix幅)写真を交え 宮崎県観光/情報などを中心に紹介

【当サイト内検索・画像検索含む】

FB・twitter フォロー / Youtubeチャンネル登録お願いします(^^)

最新20記事リスト表示

椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕 (たけのえだおかぐら) Part1

Posted morimori / 2018.12.01 Saturday / 23:47


【 追記 】過日、WebPageを作成しました。
 嶽之枝尾神楽(椎葉神楽)(全11ページ)

宮崎県椎葉村で「嶽之枝尾神楽(たけのえだおかぐら)」(国指定重要無形民俗文化財「椎葉神楽」の一つ)を見学しました。

嶽之枝尾神楽 全5ページ

 椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕 (たけのえだおかぐら)1
 椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕2 注連立・宿借り・注連引鬼神
 椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕3 子供神楽
 椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕4 柴入神楽・柴問答・柴引・戸取・綱入神楽・綱問答
 椎葉神楽〔嶽之枝尾神楽〕5 岩戸舞・綱切・御笠舞・神送り

「嶽之枝尾神楽」は、12本の外注連(大宝の注連)、注連引鬼神、宿借りなど、他の神楽では見られない、特徴的な神楽もあり、前々から見学したかったところでした。

神楽、神楽宿(拝殿)、進行、おもてなし、どれも素晴らしい神楽でした。
WebPageはいずれ作成する予定ですが、いかんせんこの時期、毎週末夜神楽なもので・・いつになるやら(^^;)
旬な内に、ブログで少しだけですが写真を紹介します。

今年は、嶽之枝尾神社(たけのえだおじんじゃ)で奉納

今年の「嶽之枝尾神楽」は、椎葉村南部、小崎川流域に位置する、竹の枝尾日当に鎮座する嶽之枝尾神社で行われました。

以前は、3集落の民家の輪番制で行われていたようですが、昭和43年(1968年)に嶽之枝尾神社の舞殿を改築してからは、ほぼ、嶽之枝尾神社で奉納されているようですが、見学を予定される際には、その年の奉納場所の再確認をお願いします。

椎葉神楽は、ならわしにより、直前で神楽中止となる場合もありますので(今年は当初予定していた5ヶ所程が中止となっております。)お出かけ前直前に「椎葉観光協会サイト」で、確認をお願いします。

竹の枝尾集落 対岸より撮影
竹の枝尾集落 小崎川を隔てた対岸(国道)より撮影


椎葉村嶽之枝尾神社 アクセス 地図 情報

住所:〒883-1602 宮崎県東臼杵郡椎葉村大河内1949

以下の地図リンクは、嶽之枝尾神社への登り口のおおよその場所です。
神社へ登る道路は、神楽当日、一般車両進入禁止となっておりましたので、入口周辺(付近に何ヶ所か駐車スペースあり)に駐車の上、神社まで徒歩(5分程度坂道)で向かいます。

地図:GoogleMap Mapfan Mapion
マップコード(501 660 527*23)

緯度経度:32度26分18.16秒 131度7分47.34秒(日本測地系)

嶽之枝尾神社概略地図
嶽之枝尾神社概略地図


近くには、柳田國男が民俗調査の為、滞在した当時の村長(中瀬淳)宅があり「日本民族学発祥之地」の碑があります。
参考関連リンク  りみやざきの百人より「中瀬淳(なかせすなお)」(宮崎県サイト内)

椎葉村中心部から、上椎葉ダムを右手に見下ろし、向かう国道は、すれ違い出来ないところも一部ありますが、橋を渡り、神社下までの道含め、それ程ストレスを感じることはありませんでした。

嶽之枝尾神社(たけのえだおじんじゃ)

嶽之枝尾神社参道階段 鳥居
嶽之枝尾神社参道階段 鳥居


当日頂いた資料によると

天正四年1576(子の年)御祭神太玉命を祭る。
明治初期神楽道具消失の為、以前のことは分かっていない。
神楽の特徴は、全国でも珍しい八調子であること、太鼓は激しいが、舞はものすごく静かである。
花注連立の神楽は他の地区には伝承されていない。又、「宿借り」「星差」等他の地区にない珍しい神楽が舞われている。

との事。
 
続きを読む>>

平成30年度 尾八重神楽(宮崎県指定無形民俗文化財)

Posted morimori / 2018.11.25 Sunday / 23:59


【 追記 】
WebPage(全番付8ページ・画像110枚)を作成しましたのでご覧ください。
 尾八重神楽


尾八重神楽 柴荒神
〔尾八重神楽(柴荒神)〕
明け方(5:45頃)にもなると、観客も一旦少なくなる。


約900年もの歴史を誇る「尾八重神楽」(夜神楽)を夜通し見学してきました。

尾八重神楽は、保安2年(1121年)、米良山中、尾八重湯乃片に安住の地を求めたた壱岐宇多守幸延(湯乃片神社祖)が神楽伝習所を設けて普及させたと伝えられております。

尾八重神社は永正8(1511)年、当時の自頭 黒木吉英により創建されたもの、後の米良(菊池)氏支配下における例祭(領主主催)に代々神楽は奉納され今日に至ったものとされる。

尾八重神楽は昭和56年3月 宮崎県指定無形民俗文化財指定を受け、平成29年3月には文化庁から「米良山の神楽」(村所・小川・越野尾・尾八重・中之又)の一つとして「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」として選択されており、現在、国指定無形民俗文化財登録を目指しております。

尾八重神楽の特徴は、「ヘンベ」・「カラス飛び」といわれる独特の飛び跳ねる動作。これは、山にこもった修験者が神の使いである「カラス」を崇めたことに由来しているとか。

今回撮影した写真、他の番付含め、いずれ、公開中の「尾八重神楽」のページの写真に加え、更新する予定ですが・・いつになるか?

とりあえず、今回撮った神楽の写真を7枚程掲載します。
今回の写真は、4Kサイズ幅(3840pix)に拡大します。
感度を上げて(ISO3200〜6400)で撮っているので、画質はあまりよくないです。

花鬼神(はなきじん)

壱岐宇多守(いきうたのかみ)(湯之片若宮大明神、尾八重神楽の祖)神面の舞

尾八重神楽 花鬼神
西都市 尾八重神楽 〔花鬼神(かなきじん)〕



宿神(しゅくじん)

湯之片神社面の舞(岩清水正八幡大神) 
尾八重神楽 宿神(しゅくじん)
西都市 尾八重神楽 〔宿神(しゅくじん)〕

冠の中におひねりが入ると御利益があるということで、半紙に包んだおひねりを事前に準備の上、何度かトライしてみたのですが、なかなか入りません・・というか・・全然届きませんでした(^^)


神和(かんなわ)

大神様ともいい、下照姫(しもてるひめ)の舞いで天若彦を慰め祀る神面の舞
尾八重神楽 神和(かんなわ)
西都市 尾八重神楽 〔神和(かんなわ)〕


尾八重神楽では「神和」は「かんなわ」と読みますが、周辺の神楽では「かんなぎ」と読むところが多いです。
続きを読む>>

今週より夜神楽にどっぷり 今週末は約10年ぶりの「尾八重神楽」

Posted morimori / 2018.11.22 Thursday / 21:27


今週から、いよいよ夜神楽見学、今週末は、私が神楽に興味を抱くきっかけとなった神楽の一つ、西都市(旧東米良)の「尾八重神楽おはえかぐら」を平成19年以来、約10年ぶりに見学に行こうかと考え中。

ひと昔前に作った WebPage 当時から変わったこともあるかも知れないし、情報の再確認などしないといけませんし。

 尾八重神楽

当時撮影した写真をいくつか・・
あの頃のデジカメは、高感度特性が悪く、画質を考えると、ISO400が限界でしたので、苦労した思い出が・・。

一番 しめあげ

お神楽斎場の出来たことを祝う舞(初参舞)
尾八重神楽 1番 しめあげ

八番 宿神(しゅくじん)

湯之片神社面の舞(岩清水正八幡大神)
米良神楽の特徴とも言える、神の降臨、降居神楽は威風堂々、ゆったりとおおらかに舞う印象的な神楽。
この番付までは神楽囃子をしない掟。この神楽の際には包まれた賽銭が投げ入れられます。
尾八重神楽 宿神 02
続きを読む>>

日本のひなた宮崎県
PAGE TOP