日々ブログ MORIMORI ＠宮崎県

日南市北郷町の林道沿いにある、イロハモミジの巨木の紅葉情報報道に関しての話題です。

この巨木は推定樹齢:約200年　樹高:20m　幹周り:2.4m　葉張:20m　県内最大級（おそらく九州でも最大級）のイロハモミジの巨木で、毎年見頃の時期になると、地元ＴＶのニュース、新聞などでも報道されます。

ＮＨＫ宮崎ニュースでも11月6日見頃の放送　

以下は2023年11月6日、ＮＨＫ宮崎のニュースで放送されたもので、同日、ＮＨＫ宮崎公式サイトの「ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢ」に掲載されたものです。

ＮＨＫ宮崎　ＮＥＷＳ ＷＥＢより一部引用
イロハモミジの巨木が紅葉 日南市　2023年11月06日　11時59分

「日南市によりますと、ことしは去年と同様に先月下旬から葉が色づき始め、現在は全体の７割ほどが鮮やかな赤色に染まっていて、周りの木々の緑と鮮やかなコントラストを見せています。」
中略
「紅葉は今月中旬くらいまで楽しめそうだということです。」

と報道されておりました。

ニュース報道翌日、出かけた人多数、実態を見て失望

実は翌日、知人がニュースを見て出かけたところ、赤色に染まった紅葉は見る影もなく、かなり落葉しており残った葉も茶色く色褪せてしまっていたようです。
おそらくニュースで映像や「紅葉は今月中旬くらいまで楽しめそうだということです。」を見聞きし、（今）全体の７割だから今日は紅葉もかなり進んでいるだろうと、期待しつつ、向かわれた方も多かったようで、知人はあの狭い林道で道中10台くらい対向車とすれ違い、すれ違うのに難儀したようです。
まさしく「踏んだり蹴ったり」状態だったようです。

知人は、帰宅後、ＮＨＫニュース映像をあらため見て「今月２日」のテロップが冒頭部分にある事に気付いたようです。
今月２日のことを、色あせる頃に放送
しかも「紅葉は今月中旬くらいまで楽しめそうだということです。」
には納得行かないでしょうね。

11月6日放送されたニュース映像は11月2日収録だった。

私もこのＮＨＫ宮崎のニュース映像は見ておりました。
フェイスブックで、翌日の色褪せた見る影もない姿を見て、１日にして色褪せるなんておかしいのでは？と不思議に思っておりました。
知人から報道の映像は11月2日の映像である事聞き、あらためてニュース映像を見直すと、確かに冒頭部分右上に「今月2日」と書かれている事に気付きました。
（「今月２日」の表示は短時間でしたので、普通にテレビで見ていたら気付かなかっただろうと思います。）
今回は放送の４日前に収録した映像だったようです。
私自身、こういった旬な時期がある「花」「紅葉」など季節の話題は、当然「今」(昨日位)の映像だろうと勝手に思い込んでおりました。

過去に撮りためた写真の中から、高千穂峡の紅葉を facebookpageに掲載しました。
高千穂峡の見どころの真名井の滝あたりは、「黄葉」が主で、鮮やかな赤の紅葉は望めません。
遊歩道沿いや「おこのころ池」付近にはいくか点在しますが・・。

高千穂峡の紅葉は　概ね11月20日〜12月初旬です。



実は、一昨日(10/8(日) 以下のような記事が　Yahoo！ニュースに掲載されていたようです。

外国人観光客に人気の紅葉スポット 第1位は高千穂峡に(ABEMA TIMES)

記事元は　ABEMA TIMESを転載したものでした。

➡ 10/8(日) 16:09配信 ABEMA TIMES

➡ abemaＴＶ記動画

以下引用

外国人観光客が注目する日本国内の観光地のうち、この秋の紅葉ツアーでは宮崎の高千穂峡や京都の嵐山、山梨の河口湖などが最も人気が高いことがわかりました。

　旅先体験予約サイト「Klook」の調査によりますと、日本での紅葉ツアーランキング第3位は、富士山周辺の河口湖・山中湖でした。第2位には、京都の人気観光スポット嵐山・嵯峨野ツアーが入りました。また第1位に選ばれたのは、海外の芸能人やインフルエンサーがSNSなどで投稿し有名になった高千穂峡でした。

　Klookは、最近は都市部だけでなく地方にも足を運び、季節の体験に時間とお金を使う傾向があるとしています。

高千穂峡の紅葉が、京都の嵐山などを抑えて　日本での紅葉ツアー１位？　
地元県民としては、嬉しい記事ではありますが・・このニュース記事諸手を挙げて喜べない内容です。

記事を見ると、肝心な高千穂峡の紅葉の写真は一切なく、映像は、河口湖と嵐山だけ・・
写真・映像が無ければ記事の説得力に欠けますよね。

今回の記事は、Klook（クルック）という、香港の会社が運営するアクティビティ予約サイトが 情報元のようです。
Klookは航空券や宿泊施設、ツアーなどを中心に手配するOTA(Online Travel Agent)とは少し異なり、アクティビティや体験に特化した予約手配サービスを提供しているようです。

【 追記 】　元となったKlookのプレスリリースは以下のようです。
2023年秋、訪日外国人観光客が“日本でやりたいこと”ランキング
“紅葉の秋”、“芸術の秋”、“食欲の秋”それぞれのTOP10を紹介

　➡ PRTINES



高千穂峡は、「紅葉の秋」で選ばれたものでした。
上記、Klookのプレスリリースでは高千穂峡の紅葉の写真が一枚提供されているようですが、ABEMAニュースで何故使わなかったのか疑問も。

都城市の「金御岳かねみだけ」は日本有数の「サシバ」(鷹の仲間)の渡りが見学出来るところとして有名です。
丁度、この時期、南方へ向かう「サシバ」の渡りが活発です。
詳細は、WebPageを作成していますのでご覧ください。

➡ 金御岳のサシバの渡り

今朝、７時過ぎに家を出て、金御岳へ向かいました。
下道で約１時間程の距離です。
途中の外気温は１５℃、寄り道をしたいりして結局、8時頃山頂展望所着。この時点で既にお泊り組のサシバは飛んだあとのようでした。
その後、14時頃までに素人の私で約100羽くらいの渡りを確認出来ました。
今日の、公式カウント数は、2,744羽　渡ったようです。
13:20頃、結構近くを飛んでくれて満足。

今年もサシバを見られた事、見学されている方と話題を共有出来きたことに感謝。

あまりに暇なので、雲を撮影したりしてました(笑)



（以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。


金御岳公園には、紅葉も植栽されており、木によっては色付き初めているものもありました。