2月13日、
えびの高原 硫黄山(いおうやま)警戒区域の近くを通る、韓国岳への登山道から約40m離れた地点で、新たな噴気が出ているのを地元山岳ガイドクラブが確認。
宮崎県が15日火山ガスを測定したところ、周囲で高い濃度の硫化水素を測定したとのことです。
硫黄山の噴気点は、4か所目。

〜 硫黄山 新たな噴気点の位置(およそ) 〜
➡ 宮崎県サイト内ページによると
測定日時 平成29年2月15日(水曜日) 午前10時00分から午後0時10分まで
今回の地点の
硫化水素濃度は、30cm高さで 400ppm、1.5m高さで 5ppmだったようです。
硫化水素の人体に対する作用と毒性
理研計器株式会社サイトより引用
| 濃度(ppm) | 作用又は毒性 |
|---|
| 0.025 | 鋭敏な人は特有の臭気を感知できる |
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| 0.3 | 誰でも臭気を感知できる |
|---|
| 3〜5 | 不快に感じる中程度の強さの臭気 |
|---|
| 10 | 眼の粘膜が刺激される下限。 |
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| 20〜30 | 耐えられるが臭気の慣れで、それ以上の濃度に、その強さを感じなくなる。 肺を刺激する最低限界 |
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| 100 | 2〜15分で臭覚が鈍る。1時間で眼、気道の刺激 8〜48時間の連続ばく露で死亡することあり。 |
|---|
| 170〜300 | 気道粘膜の灼熱的な痛み。 1時間以内のばく露ならば、重篤な症状に至らない限界 |
|---|
| 700 | 短時間、過度の呼吸運動が現れた後、直ちに呼吸麻痺、窒息死 |
|---|
| 1000 | 昏倒、呼吸麻痺、窒息死 |
|---|
今回検出された硫化水素の濃度は、30cm高さで400ppm 上記を参照すると300ppmは“気道粘膜の灼熱的な痛み。1時間以内のばく露ならば、重篤な症状に至らない限界”
700ppmは、“短時間、過度の呼吸運動が現れた後、直ちに呼吸麻痺、窒息”
と、記載されている。
この地点は、十数年前までは噴気があがっていたところとのこと。
えびの市は15日、登山道から外れないように注意を促す看板を設置、新たな噴気の周辺にロープを張って立ち入り禁止にした。
宮崎県は、新たな噴気点をM18地点として今後、観測注視、測定結果を発表して行くとようです。

〜 GoogleMap上に県の資料を基に作図(おおよその位置) 〜
© 2017Google. 地図データー © 2017Google.ZENRIN
登山道から40mとのこと、韓国岳への登山道は、この噴気点を囲むようにあります。
付近の地形などはわかりませんが、ガスは窪地に溜るとか・・
見えないガスだけに、登山道は安全なのか、心配です。

地図データー 国土地理院
噴気の近くにある「小」みやいな縦三本記号は「荒地」の記号です。