穂北神楽(夜神楽)が西都市の「穂北神社」と「南方神社」で奉納されます。
穂北神楽「綱神楽(通称蛇切り)」南方神社にて
神楽は、穂北神社、南方神社 共に「穂北神楽保存会」によるもので、両神社での奉納される「穂北神楽」は同じものと考えて良いと思います。
穂北神社秋季例大祭
穂北神社(西都市 穂北鎮座)
- 令和5年(2023年)11月15日(水)
- 神事:11:00 -
例大祭:13:00 -
夜神楽:18:00 -
- 場所:穂北神社(西都市大字穂北935)(GoogleMap)
南方神社秋季例大祭
南方神社(西都市 南方鎮座)
- 令和5年(2023年)11月18日(土)
- 神事:11:00 -
例大祭:13:00 -
夜神楽:18:00 -
- 場所:南方神社(西都市大字南方3245)(GoogleMap)
南方神社は、国指定天然記念物 上穂北の楠(クス)も有名です。
➡ 南方神社と穂北のクス
余談ですが・・目の前には有名な「うなぎ屋さん」も・・・
以下の開設は、
穂北神楽リーフレットを参照しました。
穂北神楽について
口伝伝承で伝えられてきた穂北神楽は、小文書などの資料が少なくいつ頃どのような形で始まったかは定かではありません。
正徳2年(1712年)元宮王宮社にて奉納したという記録があります、さらに保有の神面に室町時代文亀2年(1503年)と墨書きのある、手名椎槌、足名槌の面があることから、室町時代には神楽が成立していたと考えられています。
神楽番付と特徴
神楽番付は33番が伝承されております。
舞の特徴として里神楽らしい稲作文化を反映する所作が盛り込まれている一方、近接する米良地域の修験神楽と似たところもあります。
また神楽を行う御神屋は竹を「ゑつり」で組んだ独特の形式で「米蔵」を模した造りになっている、と考えられています。
穂北神楽「御神屋のゑつり」穂北神社にて
穂北神楽「御神屋のゑつり」南方神社にて
穂北神楽「綱切り(通称蛇切り)」穂北神社にて
穂北神楽「綱切り(通称蛇切り)」宮崎県総合博物館民家園にて
穂北神楽33番
※番付や順は当日変更になる場合もあります。
1 小屋褒め 2 小屋潔め 3 御祈念招神 4 市神楽 5 花舞 6 榊繰り 7 花鬼神 8 繰下ろし 9 笠取鬼神 10 御祈念 11 将軍 12 はさみ舞 13 榊荒神 14 四人神師 15 神奈喜 16 四方鬼神 17 老舞 | 18 一人剣 19 三笠根利 20 三笠荒神 21 大神神楽 22 二人剣 23 曲舞 24 岩貫 25 盤石 26 鈴舞 27 綱荒神 28 綱切り 29 伊勢神楽 30 手力 31 戸開 32 神送り 33 諸神放楽 |