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中之又神楽 (夜神楽) 今年は昼からの神楽に

Posted morimori / 2016.12.01 Thursday / 18:17


中之又神楽 01

高齢化などで夜通しの奉納が難かしくなる

中之又地区は、宮崎県木城町の奧山に位置する緑に囲まれた小さな集落です。
「中之又神楽」(木城町指定無形民俗文化財)は中之又鎮守神社に祭場を設え、毎年12月の第2の土曜日、午後5時半からの祭典・神事の後、午後7時30分頃より夜を徹して朝まで夜神楽を奉納してきましたが、今朝の宮崎日日新聞に、高齢化などで夜通しの奉納が難しくなり、今年、平成28年度(2016年)は、試験的に繰り上げ午後1時からの神楽奉納となる旨の記事が掲載されておりました。

神楽を舞える地区住民は8人ほど

記事によると、約60人が暮らす中之又地区では、現在、神楽を舞える人は25人おり、高齢者も多いことから、実際は10人程度が担っているとのこと。しかも25人のうち地区住民は8人ほどで、山村留学の経験者ら地域外の協力者が大半を担っているとのこと。

苦渋の選択

体調面や遠方からの参加者の負担などを考慮して、時間変更を求める声が上がる一方、天の岩戸開きを表現する神楽を明け方に奉納するなど、本来の意味を大切にするため伝統を崩したくないという思いもあり、住民同士で協議を重ね、本年度については、祭典は午前11時から神楽奉納は午後1時から始めることに決めたようです。

過疎

中之又地区は昭和30年代は、林業、鉱山なども栄え、小学校の生徒数も100名を超えていたと聞きます。
産業の衰退と共に、やがて過疎化は進み、平成になると生徒数も10人以下となり、山村留学を積極的に受け入れておりましたが、残念ながら、平成21年3月、最後の卒業生を送り出して、小学校は閉校されました。

山村留学生 OB/OG 当時の先生も

山村留学中に、神楽を学んだ山村留学生OB/OGが毎年、日向市や宮崎市から神楽に戻って来て、舞い手を担っており、私が見学した4年前(平成24年)の時も、山村留学生OB/OGと思しき若い方が「4人神すい」などを舞っておりました。

当時の学校の先生(宮崎市在住)も神楽を舞ってらっしゃたようで、サイトで写真を公開した際、感謝のメールを頂いたことがあります。

たくさんの人に見に来てもらい神楽に関心を持ってほしい

同新聞によると。
神楽頭取の中武繁さん(85)は「たくさんの人に見に来てもらい神楽に関心を持ってほしい」。
中武春男宮司(63)は「何とか後継者を増やし伝統を守りたい」と話している。
とのこと、素晴らしい伝統、なんとか絶やさないで欲しいです。
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