防衛省 F4戦闘機(愛称「ファントム」)今年退役に伴い部品販売も検討中とか
Posted morimori / 2020.01.07 Tuesday / 07:29
F-4EJ改(新田原基地にて過去に撮影したもの)
F4戦闘機 第301飛行隊は、以前は航空自衛隊新田原基地に配備されておりましたが、2016年に 航空自衛隊百里基地(茨城県)に移動、配備されております。
F4は「ファントム」の愛称でも知られ、1970年代から航空自衛隊の主力戦闘機として日本の空を守り続けてきましたが、最新鋭ステルス戦闘機F35の導入、老朽化などに伴い、順次退役、今年2020年に全て退役するとの事です。
ファンも多く、昨年12月の新田原基地の航空祭にも「航空祭での最後の見納め」に多くのファンが訪れました。
2019年撮影 Go for it!! 301sq F-4EJ改防空展示(機動飛行)
防衛装備品などの部品売却を検討
今朝の宮日新聞記事(共同通信記事)によると、防衛省は、退役するF4戦闘機など防衛装備品について、コックピット内の操縦かんや椅子といつた部品ごとに売却する検討を始めたとの事です。今までは、解体、鉄くずとして処理していたようですが、毎年増え続けている防衛費に対する世論の批判を踏まえ少しでも収入を確保したいとの思惑があるようです。
防衛省は、F4以外にも退役戦車や、外国軍との交流などの際に交換する所属部隊の名称が刻まれた記念メダルなども売却できないか検討するとのこと。
ファンにはたまらないものだろうと思います。
オークションなどにすれば、結構な値段が付くと思います。
国費の足しに、是非実現して欲しいものです。
今回掲載した写真は、過去に新田原基地および周辺で撮影したものです。