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新田原基地にステルス戦闘機 F35B 2024年度末 6機配備

Posted morimori / 2023.08.31 Thursday / 19:48


短い滑走で離陸し、垂直に着陸することができるステルス戦闘機F35B」を、防衛省は42機調達する計画ですが、来年度末にF35B 6機を新田原基地に配備、機体の運用にあたる飛行隊が発足することになる事が、防衛省より31日発表された旨、本日 NHK宮崎ニュースなどで報道されておりました。

新設される機体の運用にあたる「臨時F35B飛行隊(仮称)」は約110人体制となる見通しで、第5航空団に所属する。

防衛省は配備に関し同基地に建設する飛行指揮所(18億円)や格納庫(16億円)、補給倉庫(10億円)など運用態勢整備費として概算要求に約92億円を盛り込んだ。

F35Bに関しては、2020年度6機、21年度2機、22年度4機、23年度8機の計20機を取得。2024〜27年度に同基地に配備される。

一部 引用します。
F35Bは短い滑走で離陸し、垂直に着陸することができるステルス戦闘機で、防衛省が今後、42機を調達する計画です。
これについて、防衛省は31日、来年度末に最初の6機を新富町の新田原基地に配備することを明らかにしました。
これに合わせて、来年12月にはおよそ110人の体制で機体を運用する飛行隊を新田原基地に発足させるということです。

F35Bは、海上を航行する艦艇でも発着できるのが特徴で、防衛省は事実上の空母化に向けて甲板の改修を行っている海上自衛隊の大型護衛艦、「いずも」や「かが」に載せて運用する計画です。

また、護衛艦での発着を想定した訓練を行えるよう、艦艇の甲板を模した施設を鹿児島県の馬毛島に整備する方針です。

F35Bの新田原基地への配備について、防衛省は、「かが」が配備されている広島県の海上自衛隊呉基地や馬毛島に比較的近いことを理由に挙げています。

【新富町 小嶋崇嗣町長の話】
新富町の小嶋崇嗣町長は「人口が増えるというプラス面もあるが、騒音の悪化も懸念されるため、町としては、さらなる騒音対策や安全対策を国に要望していきたい」と話しています。

 / 引用元 NHK宮崎(2023/8/31) おわり


F-35Bの騒音

気になる騒音ですが、防衛省資料によると
地上におけるエンジン作動音は、現在新田原基地に配備されているF-15と同程度。
また、短距離離陸を行う際のエンジンの出力は通常離陸時と同程度であり、短距離離陸を行う事によって騒音が大きく変化することはない見込みとのこと。
おそらく、新田原基地の訓練は通常の離着陸で、以下の動画のような垂直離着陸の訓練などは、鹿児島県の馬毛島(まげじま)で行うのではないでしょうか?

※馬毛島(まげしま)は種子島の西側にあり新田原基地から160Km程のところにあります。

新田原基地〜馬毛島の距離
GoogleMap


馬毛島(まげしま)における施設整備について(防衛省・自衛隊)

以下は、Youtubeより「F-35B」の離陸映像等

(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。
First F-35B Vertical Takeoff Test
Lockheed Martin


(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。
F-35B takes off from USS America
Breaking Defense


F-35B 以前公開された導入価格は、一機 910万ドル(およそ13億4600万円)だったと思います。
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