【 2019/05/15 追記 】
宮崎ブーゲンビリア空港のステンドグラスが完成、披露されました。
【 2019/04/30 追記 】
宮崎空港ビルの神話のステンドグラス「神の光 生命の国 愛と花〜宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ」5月15日完成式典
世界的影絵作家である藤城清治先生の原画を基に、ステンドグラス工芸家の臼井定一先生に作成して頂いている神話のステンドグラス「神の光 生命の国 愛と花〜宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ」が、5月15日に完成する予定とのことです。
当日の10時から、宮崎空港1階オアシス広場にてステンドグラス完成記念式典が開催されるようです。
5月15日以降、宮崎ブーゲンビリア空港を利用される方は是非、空港ビル上部のステンドグラスを是非ご覧ください。/ 追記おわり
昨年発表されたが・・助成金の関係で中止に
昨年(2017年)7月、日本を代表する影絵作家の第一人者である 藤城清治さん作、宮崎をテーマ題材にしたオリジナルデザインのステンドグラスが、宮崎ブーゲンビリア空港のターミナルビルに設置されることが決まった旨の報道があり、楽しみにしておりました。
その後、2018年1月、制作と設置に予定より長い日数が必要と判明。費用の助成が受けられる期限内での完成が難しくなったため、制作を中止する旨のことが報じられた。
5年前、特別展「藤城清治 光と影のファンタジー」を見学
藤城清治さんの作品は、雑誌「暮しの手帖」に連載された影絵、NHK「みんなのうた」の挿入画、人気キャラクター「ケロヨン」などがよく知られております。
2013年6月29日(土)〜9月1日(日)の期間、宮崎市の県立美術館で特別展「藤城清治 光と影のファンタジー」が開催され、私も見学しました。
モノクロの初期作品から鮮やかな色彩で彩られた近作まで約60年間の集大成とも言うべき代表作品を展示、また今回の展覧会のために宮崎県内をスケッチして創り上げた最新作など8点を含め、約200点が展示されておりました。
宮崎県関連作品では、「雷光と雲海と太陽」 「青島神社」「夜神楽 戸取の舞」「夜神楽 手力雄の舞」「天の岩屋戸と八百万神」「高千穂峡 真名井の滝」「みそぎ池」「雲海」が期間内に展示されました。
宮崎空港ビル株式会社は、この特別展が開催された縁で藤城さんに依頼。
ステンドグラスは、これらを盛り込んだものになるものと、想像しておりました。
➡ 藤城清治 光と影のファンタジー
宮崎空港ビル創立55周年の記念事業として復活
中止から、一転、6月20日、宮崎ブーゲンビリア空港にステンドグラスとして設置されることに決まったようで、記者発表がありました。
今回のステンドグラス設置は、2020年の東京五輪・パラリンピックや県内で開催される国民文化祭に合わせ、国内外から宮崎を訪れる人に「日向神話」を感じてもらおうと、宮崎空港ビル創立55周年の記念事業として約6000万円をかけ行われ、本県の空の玄関口を彩るパブリックアートとして、来年2019年5月の完成を目指すとのことです。
「神の光 生命の国 愛と花〜宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ〜」
ステンドグラスを設置する場所は、空港ターミナルビル内、オアシス広場吹き抜け北側で、からくり時計「夢かぐら」の上部窓部(縦3m、横21m)です。
題名は「神の光 生命の国 愛と花〜宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ〜」。
以下のブログに原画と思われる画像がありました。
拡大画像もあり、詳細が分かる鮮明なものです。
➡ ステンドグラスの原画?
神楽のえりもの、神楽(手力雄・天鈿女など)、豊玉毘売、海幸・山幸、ワニ(サメ)、みそぎ池、神々の誕生、カメ、スイレン、天照大御神、長鳴鳥(ナガナキドリ)、獅子舞等々、色彩豊かに描かれているようです。(遊び心忘れずケロヨンも)
以下は、当方撮影の宮崎空港の写真にステンドグラスを合成したイメージです。
(著作権等、種々問題ありますので、この程度のサイズで・・)
宮崎ブーゲンビリア空港 藤城清治さん作ステンドグラス(イメージ)