一陽来復
Posted morimori / 2021.01.01 Friday / 07:58
いつもの年始のご挨拶は、謹賀新年でしたが、
新型コロナ感染症の事もあり、本年は「一陽来復」。
一陽来復の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
いちよう-らいふく【一陽来復】
冬が終わり春が来ること。
新年が来ること。
また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。
本年も 当サイトを よろしくお願い申しあげます。
写真は、えびの市 菅原神社の牛越祭で撮ったものです。
牛越祭
牛越祭は毎年7月28日(旧6月28日)宮崎県えびの市の西川北菅原神社で行われ、高さ50cm長さ4m程の丸太棒を牛に飛び越え厄を払う400年以上の伝統をある祭りです。西川北菅原神社の祭神の菅原道真の末裔にあたる菅原道正公が牛を愛し、その繁栄を図るため、菅原神社の南方に保食(うけもち)神社と大日堂を安置して以来、この祭が起こったと伝えられています。
明治元年、廃仏毀釈の際、保食神社や大日堂も整理され、この祭りも同時に途絶えましたが、明治7年に牛馬の伝染病が流行し、神社の再建を願い出て、保食神を豊受神社として再建し牛越の行事も復活しました。
江戸時代には現在の鹿児島や熊本から700頭以上が集まり道の両端に繋がれた牛は1Kmにも及んだと言われます。
牛越祭は畜産業の繁栄や無病息災を願う全国的もめずらしい祭りです。
詩人 野口雨情はこの牛越祭を見物し、こう詠んでいる。 (*西川北菅原神社は威徳天神とも称される。)
威徳天神、祭りの牛も、化粧して、いそいそと
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