2022年 シーズン初?国見ヶ丘で「高千穂の雲海」出現
Posted morimori / 2022.09.11 Sunday / 07:30
暑さも少しやわらぎ、朝晩は少し過ごしやすくなって来ました。
9月10日、五ヶ瀬町・高千穂町の朝の気温は20℃を下まわりました。
この位冷え込めば「雲海」が出るのでは?と思い、久々 国見ヶ丘に設置してあるネットワークカメラを見てみると・・
2022/9/10 国見ヶ丘カメラ
ビンゴ!「雲海」出てました。
高千穂の雲海 2022年9月10日 国見ヶ丘設置カメラ
日の出頃の時間帯は、雲が上がって来て、かすんでおりましたが、カメラで見る限り「本格的な雲海」と言えるのではないでしょうか?
今シーズン初の高千穂の雲海なのかも知れません。
台風11号が北上した後、数日間は、朝晩秋のような気候でしたので「雲海発生の条件」がそろったのでしょうね。
参考まで、夜明け前、上に記載したネットワークカメラで「高千穂盆地」を見て、市街地の灯りが鮮明に見えるようでしたら雲海は期待できません。
天気予報を見ると、しばらく天気も悪そう気温も高そうですので、次の雲海は、22日頃からでしょうか。
「国見ヶ丘」の由来
神武天皇の御孫にあたる建盤竜命が筑紫の国(九州)統治の命を受け、下日向県を経て阿蘇に向かう途中、ここで四方をのぞまれました。これにより「国見ヶ丘」と伝えられているとの事です。東には、神話伝説の地、史跡を豊富に有する高千穂盆地、西には阿蘇外輪山、五岳が横たわっています。
北には九州山地の主峰で日本百名山の一つである祖母山(標高1756m)がそびえ、南には日本書記による天孫降臨の地と伝えられる二上山に続く椎葉の山々が連なっております。
こういった伝承のある地で見るからこそ 雲海も ご来光も 神々しく感じられるのでしょうね。