航空自衛隊 新田原基地にF35B 4機を8月7日に配備予定(騒音問題懸念)
Posted morimori / 2025.08.07 Thursday / 23:10

8月07日、午後1時半ごろ、自衛隊では初の配備となるステルス戦闘機F35B、3機が新田原基地に到着しました。
当初4機が到着予定でしたが、防衛省によると、米国での点検に時間がかかったため同日は3機となり、残る1機は後日到着するとのこと。
米軍の海兵隊員が操縦する機体は、7日午後1時25分ごろにグアムから到着。
基地上空を旋回した後、1機目は垂直着陸、2機目は短い距離で着陸するスローランディング、3機目は通常着陸をしたようです。
詳しい事は動画をご覧ください。

➡ UMKニュース(Youtube)
8月7日には、訓練中の航空自衛隊F2戦闘機が 茨城県沖に墜落 隊員1人が救助されたニュースも・・
5月には愛知県犬山市のやめ池に新田原基地所属のT4練習機が墜落し隊員2名が死亡した事故もあったばかりですし・・続きますね・・。

8月11日 鹿児島空港に英軍のF35Bがエンジントラブルと言う事で緊急着陸しておりましたが、結局、原因は何だったのだろう? MBC News記事
騒音もですが・・予期せぬトラブル 事故が心配ですね。
/ 追記 おわり
以下より7月26日に書いたブログ記事です。
参考 F-35A(2024年新田原基地エアショーにて撮影)
※ 参考写真はF-35Bではなく、F-35Aです。
※ 参考写真はF-35Bではなく、F-35Aです。
自衛隊が初めて調達するステルス戦闘機F35Bについて、防衛省は、今年度、新田原基地に配備を予定しているF35B 8機のうち、最初の4機を来月7日に配備する予定のようで、同防衛局の江原康雄局長らが7月25日、県庁を訪れ河野知事と面会し説明したようです。
F35Bは垂直に着陸できるのが特徴ですが、垂直着陸の訓練は、通常の着陸より騒音が大きいようで、地元が反発しており、当初の説明では「緊急時などを除き行わない」とされてきましたが、その後、鹿児島県馬毛島で施設整備が遅れているなどの理由で、今年2月に夜間を含め垂直着陸訓練を月に約30回実施する方針が示された経緯があります。
九州防衛局の江原康雄局長は垂直着陸の訓練については「ことし秋に地元の負担を軽減する訓練計画の見直し案を公表して地元に説明する。住民向けの説明会が終わるまでは訓練は行わない」と述べたようです。
4機は米国から複数の経由地を経て、8月7日にグアムから新田原基地に飛来。
その際、通常着陸に加え騒音時間が長い垂直着陸なども実施し、住民に騒音の程度を体感してもらう予定。
9月中旬にもデモンストレーションとして住民向けに垂直着陸や短距離離陸などの飛行実演をする予定。
その後に負担軽減策の検討結果を関係自治体に示し住民説明会を10月にも実施。この間、実演を除き飛行訓練は実施しない。
訓練の開始時期は「部隊の体制整備などの状況も総合的に勘案し判断する」とした。
面会のあと、河野知事は「垂直着陸の訓練について住民の理解を得る前に機体が配備されることは大変、残念だ。
今後、どのような負担軽減策が示されるかを注視し、そこがうやむやなまま訓練が行われることのないよう強く監視していきたい」と述べました。
これに先立ち、江原局長らは新富町役場で小嶋崇嗣町長らに説明。終了後、小嶋町長は「配備は致し方ないが、馬毛島(鹿児島県)の(整備の)遅れで負担増となっている今の計画は認められない。見直し案をしっかり詰めてほしい」と述べた。
新田原基地におけるF-35B の配備について
新富町サイトより引用
(お知らせ)
町民の皆様へ
日頃より基地行政につきましてご理解、ご協力いただき心から感謝申し上げます。
令和7年7月25日、新田原基地へ F-35B×4機が8月7日
に配備される旨の説明が九州防衛局(防衛省)からありましたので
お知らせいたします。
飛来当日、F-35B が新田原基地に着陸する際、通常着陸に加え、地元としても要望していた垂直着陸及びスローランディングを実施する予定です。
なお、天候等により、飛来日の延期や着陸方法が変更になる可能性があります。また、飛来に際しては、前日及び当日に防災無線にてお知らせいたします。
なお、時間については以下のとおりです。
○ 8月7日(木)午後1時〜午後2時頃を予定しておりますが、天候等により時間の変更の可能性があります。
※ また、9月中旬頃にも短距離離陸、垂直着陸及びスローランディングの実施を含む飛行実演を予定しています。
令和7年7月25日
新富町長 小嶋 崇嗣
スローランディング

垂直着陸

参考資料
新田原基地におけるF−35Bの垂直着陸訓練の実施について(防衛省令和7年3月)