みやざきKAGURAフェスティバル 2024
日時:2024年10月12日(土) 14:00-17:30(13:00開場)
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール(
会場)
観覧無料 ※要申込 定員(400人)になり次第受付を終了
- オープニング公演:高千穂高等学校神楽保存会
- 基調公演:小川直之氏
- 神楽公演:
国指定 祓川神楽(高原町)
国指定 球磨神楽(人吉市)
➡ 詳細案内・申し込み
9/24 県によると、定員に達したため、受付は終了したようです。
「みやざきKAGURAフェスティバル2024」の概要
日時:2024年10月12日(土)14:00 - 17:30 (予定)
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール(市役所近く)
対象:一般県民 400名程度(予定)
料金:無料(事前申込制)
オープニ ング公演 宮崎県立高千穂高等学校神楽保存会
宮崎県立高千穂高等学校は、国際連合食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に指定されている「高千穂郷・椎葉山地域」にある唯一の県立高校である。この地域に平安時代から伝わる「高千穂の夜神楽」は、農作物の豊作に感謝し翌年の五穀豊穣を祈るため神々に奉納されてきたもので、現在は世界農業遺産の一部であり国の重要無形民俗文化財にもなっている。高千穂高等学校神楽保存会は、この貴重な伝統芸能を守り未来につなぐことを目的に、2000 年から活動を開始し、現在も地域の方に直接指導を受けながら活動を続けている。【今年度の主な活動:第 48 回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門参加。第 13 回高校生の神楽甲子園出場。(神楽伝承奨励賞)】
当日は「杉登」を披露。
基調講演 講師:小川直之氏(國學院大學名誉教授 大学院客員教授)
1953 年 神奈川県生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。専門は「民俗学」。文部科学省文化審議会専門員、無 形文化 遺産保護 条 約に関する特別委員会委員などを歴 任。平成 25 年度より宮崎県の「みやざきの神楽 魅力発 信委員会」委員長として、神楽の保存 継 承や魅力発 信、また神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組に携わる。令和5年5月からは宮崎県の「みやざき大使」に就任。その他、独立行政 法人日本芸 術文化振興会評議員や南信州民 俗 芸能継 承推 進協議会アドバイザーなどを務める。
神楽公演
祓川神楽 国指定重要無形民俗文化財 宮崎県高原町 祓川神楽保存会
祓川神楽は、高千穂峰の中腹にある霧島東神社の門前、祓川集落に伝わる神楽で、約 400年前から行われたと考えられている。毎年12月第2土曜日の夕方から翌朝の日の出まで夜を徹して舞われる。主に真剣を使った直面舞が知られており、特に12 人の舞手が1時間近く真剣を持って舞う「十二人釼」は非常に有名である。
その他、宿借り神事の「門境」や、神楽宿の女性に天照大神の役を宛てる「浜下り」等、その殆どが衰退あるいは消滅した旧薩摩藩の「神舞」の様式をよく留めている。
当日は、「神随」「神随の舞揚」「金山」を披露。
球磨神楽 国指定重要無形民俗文化財 熊本県人吉市 球磨神楽保存会
人吉球磨地方に伝わる球磨神楽には15世紀の神楽記録が残る。鈴や御幣、剣などを持つ採物舞を主体とする神楽である。
元は 33 番が伝承されていたが、現在は「三番神楽」「獅子」「岩潜」「大小」「御前」など17 番が伝わり、獅子以外はいずれも直面である。元来は神職による神楽であったが、昭和 37年に球磨神楽保存会が結成され現在に至る。
10月8日夜、青井阿蘇神社おくんち祭で17 番すべてが奉納されるのを皮切りに、約2か月間、人吉球磨の40以上の神社の祭礼で3〜10 番程度、奉納される。神前に向かって舞う神人和楽の神楽である。
当日は「三番」「神帥」「乙女子」「大小」を披露。
フライヤー紹介
みやざきKAGURAフェスティバル2024
みやざきKAGURAフェスティバル2024
昨年も
Road to ユネスコ みやざきKAGURAフェスティバル2023といったものが企画されていたのですが、台風の影響で急遽中止になった経緯があります。
祓川神楽の想い出
祓川神楽(夜神楽)は、以前、見学した事があります。
その時は、古事記編纂1300年の年で、特別に屋外に御神屋を設えての奉納で、極寒の中で見る修験色の強い神楽は感動的でした。
➡ 祓川神楽
祓川神楽には、「十二人剱(つるぎ)」という12人で舞う剣の舞の番付があるのですが、その後、県主催の「神楽フォーラム」の際、メディキット県民文化センターの2階から「十二人剱」を見学したことがあります。
上から見学すると、12人が織りなす緻密なフォーメーションがつぶさにわかり、各位の動きに感動しました。
球磨神楽の想い出
球磨神楽は、高千穂神社神楽殿で見学した事があります。
➡ 神話の源流「高千穂夜神楽御祭」(高千穂神社神楽殿にて)
Youtube(宮崎日日新聞)
(以下の動画が枠内で見られない場合、
Youtubeリンク先でご覧ください。
後半は「中之又神楽(米良の神楽)」国立能楽堂 公演のお報せです。