TV番組をYoutubeに違法アップロードした5人摘発される
Posted morimori / 2018.08.02 Thursday / 23:32
テレビ番組を、スマホで撮影して、Youtubeに違法アップロードした高校生らが書類送検されたようで、テレビ・新聞などで報道されておりました。
長野・上田市の48歳の男や、名古屋市の17歳の高校生ら5人は、フジテレビの「アウト×デラックス」日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」TBS「東大王」やほかの民放番組の動画を、動画投稿サイト「YouTube」に無断で投稿し、公開して、著作権を侵害した疑いで書類送検されたようです。
警察は、民放連=日本民間放送連盟からの相談を受けて捜査を始め、2日までに5人を書類送検するとともに「Youtube」の運営会社に動画の削除を進めるよう要請したということです。
テレビ朝日のニュース記事によると
“5人のうち4人は、広告料として6万円から330万円余りを得ていたとみられている。”との事でした。
違法アップロードは、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金(またはその両方)
Youtubeなど、インターネット上の動画サイトなどに無断でテレビ番組をアップロードすると、著作権法違反となり、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金(またはその両方)、法人が同様の行為を行った場合は、3億円以下の罰金が課せられる場合があります。
ダウンロードも違法
個人的な範疇・利用である場合でも“違法アップロードされたものであること”を知りながらその動画をダウンロードする行為は「複製権」等の侵害となり、違法です。
さらに“販売(または有料配信等)されている番組であること”も知りながらその動画をダウンロードした場合は刑罰の対象(2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方))となります。
「テレビ離れ」は民放にとって死活問題、オンデマンド配信サービスや、DVD販売などの障害となりうる、こういったYoutubeなど動画サイトへのテレビ番組の違法アップロードの摘発は今後、強化して行く方針なのでしょう。
摘発されないまでも、違法はまずいし、身に覚えのある方は、対処(削除)した方が良いと思います。
アップロードはしないまでも、Youtubeなどでテレビ番組を録画したと思しき動画リンクをSNSなどで紹介したりすることもあるかと思いますが、これらの行為も、助長するものとして慎むべきものなのでしょうね。