延岡市大瀬川 秋の風物詩「鮎やな」架設10月下旬頃完成に先立ち食事処「かわまち交流館」オープン
Posted morimori / 2025.10.01 Wednesday / 06:09
10/1宮日新聞記事によると、延岡市大瀬川の「鮎やな」架設前に食事処「かわまち交流館」がオープンしたようです。
延岡市で江戸時代から続く秋の風物詩「鮎やな」の架設を前に、炭火でアユを焼き上げる食事処「かわまち交流館」(延岡市大貫町)の10月1日からのオープンを前に9月30日、河野知事や延岡市の三浦久知市長ら関係者約60人が出席したオープン式(延岡観光協会主催)が行われ、延岡の誇る秋の味覚を一足先に堪能したそうです。
かわまち交流館では、10月1日から、桝元フードシステムズが運営する「鮎やなささき」がオープン 多彩なアユ料理をコースや一品料理で提供する。
➡ メニュー案内(桝元フードシステムサイト)
➡ 2025水郷延岡鮎やなオープン式(延岡市観光協会)
「鮎焼き」は 環境省「かおり風景百選」認定
延岡市街地を流れる五ヶ瀬川の名物「鮎焼き」、環境省が提唱した、自然や文化に根ざし、将来に残したい香りのある風景を百箇所選定する『かおり風景百選』に認定されております。
焼き鮎 香ばしい香りが(2020年撮影)
同記事には「鮎やなは10月下旬ごろ、大瀬川に完成する見込み。」と記載されておりました。
300年以上の歴史のある伝統漁法「鮎やな」
鮎やなは産卵で川を下るアユの習性を利用し、竹で阻んだ「落てす」に誘い込む伝統漁法で。300年以上の歴史があり、架設後には県内外からおよそ2万人が訪れる延岡市の秋の風物詩となっています。昨年設置していた「鮎やな」は10月の大雨による増水で一部が流出、その後、情報が無かったので、今年の再開も断念したものと思っておりまいしたが、再開されるようです。(良かった!)
鮎やなの復活を知り、ブログ記事にしました。

大瀬川 鮎やな(2020年撮影)
鮎やな中央部にある「おてす」で飛び跳ねるアユ(2020年撮影)
延岡市観光協会発行冊子「わけあって延岡」2025秋・冬号より関連ページ抜粋
延岡市観光協会発行 わけあって延岡 2025秋・冬号より
※「鮎やな架設は10月中旬〜12月7日まで」と記載されておりますが、昨日の報道では10月下旬頃からのようです。お出かけ前には延岡市観光協会等で最新情報の確認をお願いします。