大型連休(GW) 県内の主要観光地入り込み客数 △2020年比 8.1倍 ▼2019年比 75%減
Posted morimori / 2021.05.20 Thursday / 23:15
大型連休(4月26日〜5月5日 10日間)に県内の主要観光地38ヶ所を訪れた入り込み客数が、前年同期比 8.1倍 の 29万9490人 にのぼった事が報じられていた。
これは、市町村からの報告を基に県がまとめたもの
前年同期比 8.1倍 増えてるじゃないかーと思いがちですが、コロナ禍前の 2019年の入り込み客数(105万9496人)と比べると 72%減です。
コロナ禍前のGW渋滞(堀切峠付近)
昨年の大型連休時は、政府の緊急事態宣言が全国に発令されており、自粛ムードも強かった。
一方、今年はというと、緊急事態宣言が発令されているのは一部地域(東京・大阪など4都府県)だけでしたので、県は本県を含む対象地域外に人の流れが生じたとみているようです。
それだけでは無い気がする
一年経過し、人々の中からコロナの脅威は薄れつつあるのではなかろうか? 県や市の記者発表、記者会見などの視聴数/アクセス数を見ても県民のコロナに対する関心が薄らいできているのは明白、緊迫感に欠け、気のゆるみも要因の一つとしてあるのではないでしょうか?
4月29日から県サイトなどで県外者向けに、本県への不要不急の来県自粛を呼び掛けておりましたが、殆んどの方は目にすることなく来県されたのではないでしょうか?
5月2日より、宮崎市 西諸県圏域の方には、基本外出自粛、圏域外へ外出自粛が県より出ておりましたが、SNSを見てると赤圏域の方が他の観光地などへ出かけてる様子を見かけましたし、県独自の緊急事態宣言を発令したのは大型連休明けの5月9日でした。
県外からの人の流れだけではなく、県内でも多くの方が行き交っていたのではないでしょうか?