SL(蒸気機関車)C57 キャビン(機関室)の写真など
Posted morimori / 2018.02.15 Thursday / 23:13
C57175 (シゴナナ)
KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園にある、室内練習場「木の花ドーム」の裏手、宮崎県総合青少年センター宮崎県青島少年自然の家の前に、かつて日豊本線、吉都線などを走った蒸気機関車(SL)C57(シゴナナ・貴婦人)が展示してあります。
先日、読売ジャイアンツ(巨人軍)のキャンプ見学の際、少し撮影してきましたので写真をご紹介。
C57・175蒸気機関車
蒸気機関車(SL)は明治5年から、100年間もの間日本国中を走りつづけ、多くの人たちに親しまれてきました。ここに展示してあるC57型蒸気機関車は昭和21年、三菱重工業三原製作所で製作、鳥栖区に新製配置、昭和50年3月にその任務を終えるまで約30年にわたり九州では主として日豊本線、鹿児島本線、長崎線、佐世保線などを走り続けてた。
C57175は昭和50年3月の日豊線「SLさよなら列車」を牽引。九州最後のC57ともなった。
この蒸気機関車C57は通称「シゴナナ」と呼ばれ、1937(昭和12)年 (3月22日に一号機の落成から1947年の間に201両が製造された中形の旅客用機関車、国鉄の近代型機関車のうち、もっとも女性的な美しさを誇るやや細身の車体でしかもその姿は快速感にあふれており、九州内を走る花形蒸気機関車として多くのファンをもちました。
宮崎県においては日豊本線、吉都線などを走り宮崎県の産業や文化の発展のために貢献してきました。
この機関車C57175は国鉄の厚意により次の時代をになう子どもたちへのために保存することになったものです。
C57175 (シゴナナ)
[型式] 蒸気機関車 C57・175 三菱重工業三原製作所製造
C57 この記号は炭水車を持った機関車でCは動輪3という事をあらわします。
175 この数字は C57の 175番目に作られた事をあらわしています。
[製造年] 昭和21年6月27日
[重量]116t
[全長]20.2m
[全幅]2.78m
[全高]3.94m
[動輪直径]1.75m
[速度]100km
[最大出力]1040馬力
[走行距離]1,987,839Km
C57175 (シゴナナ)キャビン(機関室)
キャビン(機関室)に登れ、自由に見学することが出来ます。この貴婦人は、ちょっと厚化粧ですが(^^;) 機関室の光景は、鉄道好きにはたまらないでしょうね。