ひなたサンマリンスタジアム宮崎・旧宮崎県営球場跡 日本野球聖地・名所150選に認定
Posted morimori / 2022.07.21 Thursday / 07:10
一般社団法人日本野球機構、一般財団法人全日本野球協会、公益財団法人野球殿堂博物館は野球伝来150年を記念して日本全国の野球にまつわる聖地・名所を150カ所を認定。
宮崎県からは「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」と「旧宮崎県営球場跡」が認定されました。
サンマリンスタジアム宮崎
オールスターゲームにて
2017年WBCキャンプ練習試合にて
U18アジア選手権日本代表vs宮崎県高校球児選抜チーム壮行試合にて
U18アジア選手権日本代表vs宮崎県高校球児選抜チーム壮行試合にて
野球伝来150年特設サイト(聖地・名所150選)より引用
宮崎県宮崎県総合運動公園硬式野球場(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)
宮崎県営野球場が老朽化したことで宮崎県総合運動公園に移転する形で2001年に開場。愛称は「サンマリンスタジアム宮崎」となった。内外野総天然芝のフィールドを有する宮崎県におけるメイン球場であり、夏の全国高校野球選手権宮崎大会の決勝戦をはじめ多くのアマチュア野球の試合が行われている。プロ野球では巨人が春秋キャンプのメイン球場として使用。2009年以降のWBC事前合宿、北京五輪予選の直前合宿など侍ジャパンもキャンプ地として利用。2006年にはオールスターゲーム第2戦が開催された。またファーム日本選手権の開催地としても有名で、2004年、2011年に使用され、2013年以降は同球場で固定開催となっている。
宮崎県旧宮崎県営球場跡
宮崎駅の近くに1936年に開場し、高校野球や社会人野球の試合が多く行われた。プロ野球は近鉄が最初に春季キャンプで使用した後、巨人が1959年から1974年まで春季、秋季と行い、長嶋茂雄、王貞治ら”V9”戦士たちの鍛錬の場になった。市街地からも近く、キャンプ中には多くのファンが訪れ、選手のサインをもらう姿が見られた。施設の老朽化もあって巨人は宮崎市営球場に移ったが、高校野球開催の時には昼休みに観戦に訪れるサラリーマンの姿も見受けられ、宮崎の野球ファンに愛された。2001年で県営球場としての役目は終え、その後は宮崎工業の野球場となり2022年3月で閉鎖。80余年の歴史に幕を下ろした。バックネット裏の観客席、その地下の諸室が今も残る。
7月23日より日本野球聖地・名所150選を巡るスタンプラリーも実施されるようです。
野球伝来150年記念 日本野球聖地・名所「150選」スタンプラリー
実施期間:2022年7月23日(土)0:00〜12月31日(土)23:59実施方法:無料アプリ「furari」にて実施
詳細は NPB公式サイトでご確認ください。