金御岳(宮崎県都城市)で「サシバの渡り」@サシバ症候群
Posted morimori / 2018.10.09 Tuesday / 23:35
都城市の「金御岳」で今年も数日前より「サシバの渡り」が、ここ3日間で約1万羽、ピークを迎えています。
10/07 3,972羽、10/08 3,125羽、10/09 2,767羽
10/9までの累計 17,399羽
調査:日本野鳥の会宮崎県支部有志・他(参照元)
サシバ(タカ科)は、3月中旬頃から、数羽から数十羽の群れで夏鳥としてやって来て、本州、四国、九州に渡来し、標高1000m以下の山地の林で繁殖した後、越冬のため、愛知県の伊良湖岬〜鹿児島県佐多岬〜宮古の伊良部島を経て、台湾やフィリピン方面に向かう(渡る)。
都城市の「金御岳」は、この渡りの中継点の一つで、シーズンを通し約2万羽弱のサシバを観測で来る、日本でも有数のサシバ観測点として知られています。
金御岳にサシバが毎年来るのは、金御岳周辺には豊かな餌(サシバは小鳥、ネズミ、ヘビ、トカゲ、カエル、イナゴ、バッタなどを食べている)と大空の気流に乗れる上昇気流があるからだそうです。
過去のDATAを参照すると、金御岳で見られる秋のサシバの渡りは、概ね10月9日前後にピークを迎えます。
アクセス・詳細は、当サイト内、WebPageをご覧ください。
➡ 金御岳サシバの渡り
この日は、大きな鷹柱を数回見学出来ましたが、遠く、高く・・写真的には惨敗でした。
以下は、拡大して見ると、流れているのを含め50羽程はいそうです。