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高千穂町 国見ヶ丘から見る 阿蘇涅槃像(寝観音)

Posted morimori / 2021.10.13 Wednesday / 05:22


この時期の朝(条件がそろえば)高千穂の「国見ヶ丘」では「雲海」を見る事が出来ます。

今年2021年、雲海が確認された日は、9/19、9/25、10/3、10/9、10/11。
前日昼と朝の気温差、地表の水分、湿度、風・・諸々諸条件がそろわないと雲海は出ませんので、見られたらラッキー(誰が言ったかまさに「運」海)と考えておりた方が良いです。

国見ヶ丘までは高千穂市街地から車で15分程で登れ、駐車場から見学場所まで約200m程、目立った段差もありませんので、お子様連れ、お年寄りの方でも行けると思います。

高千穂の雲海(国見ヶ丘にて)
高千穂の雲海(国見ヶ丘にて)過去の撮影


国見ヶ丘

国見ヶ丘は、神武天皇の御孫にあたる建盤竜命タテイワタツミノミコトが筑紫の国(九州)統治の命を受け、下日向県しもひゅうががたを経て阿蘇に向かう途中、ここで四方をのぞまれました。これにより「国見ヶ丘」と伝えられているとの事です。

阿蘇涅槃像

国見ヶ丘に行かれた際には、是非、反対側の「阿蘇の寝観音(涅槃像ねはんぞう」もご覧ください。
阿蘇五岳の姿が、お釈迦様が仰向けに寝ている姿に似ていることから、 阿蘇の寝観音、あるいは阿蘇の涅槃像と呼ばれております。

「阿蘇涅槃像」は阿蘇市「大観峰」からの眺めが有名ですが、こうして高千穂の国見ヶ丘からも見る事が出来ます。

いくえにも重なる高千穂、五ヶ瀬の山々、そして阿蘇の涅槃像。
秋、紅葉が色付く頃(11月中旬頃〜)、夕方が空気も澄んでいて特にオススメです。

阿蘇涅槃像 秋 高千穂町 国見ヶ丘にて
秋 高千穂町 国見ヶ丘にて(2020年11月10日撮影)

上の写真を撮影した日は阿蘇の中岳が噴煙を上げておりました。

(追記:阿蘇山は13日火山性微動が増加、噴火警戒レベルが2に上がり、翌14日には中岳で小噴火、高千穂町でも降灰が確認されたようです。)

高千穂町市街地から車で約15分程、駐車場付近(売店「雲海茶屋」があったところ)からも阿蘇の涅槃像は見学出来ます。
高千穂にお泊りの方は翌朝 雲海見学の下見がてら、夕食前に出かけてみてはいかがでしょう。

朝、雲海見学者で賑やかな国見ヶ丘よりは、夕刻、誰もいない静寂な国見ヶ丘でこそ、神と共に暮らす街「高千穂」を感じられるような気がします。

当サイト内関連ページ  国見ヶ丘

阿蘇涅槃像(ねはんぞう)


阿蘇の「根子岳」が顔、「高岳」が胸、「中岳」が臍(へそ)付近、「杵島岳」「烏帽子岳」が足の部分にあたります。

阿蘇涅槃像(ねはんぞう) 説明追記


国見ヶ丘から見る「阿蘇の涅槃像」は、光線の具合によっては、お顔の輪郭も浮かび上がります。

阿蘇涅槃像(ねはんぞう)顔の部分
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