新富町総合交流センター「きらり」で百足塚古墳出土埴輪の展示
Posted morimori / 2016.08.20 Saturday / 23:50
今日は、宮崎県古墳講座 「畿内(ヤマト)王権と日向(ひむか)」の受講に、新富町総合交流センター「きらり」に出かけました。
新富町総合交流センター 愛称「きらり」は、今年4月にオープンしたばかりの施設、人と町の「記憶」温故知新・環境を考える資料ゾーンもあり、(国指定史跡「新田原古墳群」(総称)のなかにある)祇園原古墳群の百足塚(むかでづか)古墳から出土した埴輪がいくつか展示してありましたので、帰りに見学してきました。
人物埴輪「踊る女性」(百足塚古墳出土)
神がかりして衣をたくし上げて、下半身をあらわに性器を見せる女性で、全国的にも出土例の少ないものも。古事記に書かれた、天照大神が隠れた天の岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)を連想させます。
〜 人物埴輪「踊る女性」(百足塚古墳出土) 〜
〜古事記〜
「槽伏(うけふ)せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき。」
(アメノウズメがうつぶせにした槽(うけ 特殊な桶)の上に乗り、背をそり胸乳をあらわにし、裳の紐を股に押したれて、女陰をあらわにして、低く腰を落して足を踏みとどろかし)