日々ブログ MORIMORI @宮崎県

高解像(1920pix幅)写真を交え 宮崎県観光/情報などを中心に紹介

【当サイト内検索・画像検索含む】

FB・twitter フォロー / Youtubeチャンネル登録お願いします(^^)

最新20記事リスト表示

今年も霧島でミヤマキリシマ - 鹿ヶ原・中岳中腹見頃

Posted morimori / 2022.05.19 Thursday / 18:26


ミヤマキリシマは、♪花はキリシマ〜♪でおなじみ「鹿児島おはら節」でも謡われている霧島を代表するツツジ科の植物です。
1909年に植物学者「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎により「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ(深山霧島)」と命名されたもの。

霧島連山 高千穂峰〜中岳の鞍部にある通称「鹿ヶ原」で今年も「ミヤマキリシマ」が見頃となっているようです。
昨年(2021年)は5月末頃に見頃でしたから、今年は開花が若干早いのかも知れませんね。

以下の写真は、過去に「鹿ヶ原」で撮影した写真、4Kサイズ(3840pix幅)に拡大します。

ミヤマキリシマ(鹿ヶ原にて)4Kサイズ(3840pix)拡大
鹿ヶ原のミヤマキリシマ
この写真は4Kサイズ(3840pix)へ拡大します。


正面の山は、「高千穂峰」の寄生火山「御鉢おはち」、奥に見える山が「高千穂峰」です。4Kサイズの写真を見ると、御鉢・高千穂峰の斜面にミヤマキリシマが咲いているのが見えます。

鹿ヶ原一帯は、2011年(H23年)1月からの新燃岳の爆発的噴火の際には高温の噴石と火山灰が降りそそぎ、草原は一面枯れてしまいました。
黒くなり 枯れ立った木は 当時の名残ではないかと思われます。

霧島 鹿ヶ原のミヤマキリシマ


火山活動が完全に治まってしまうと時間の経過と共に草原の森林化が起こり、ミヤマキリシマはやがて枯れてしまう運命とか・・
火山活動がミヤマキリシマの生存を支えています。


単にミヤマキリシマを綺麗だねぇーと楽しむだけではなく、火山の噴火との関わりなど一緒に考えつつ ご覧になると 一層感慨深いのでは?と思います。

鹿ヶ原(あるいは鹿の原)の名前の由来は鹿のヌタバだったと記憶しております。

鹿ヶ原は、宮崎県小林市と鹿児島県霧島市の境付近にあり、鹿児島県側(高千穂河原)からのアクセスですので鹿児島県のミヤマキリシマスポットという感じですが、地理的(自治体)は、宮崎県小林市です。

霧島 鹿ヶ原のミヤマキリシマ
中岳の方向
(見えないが中岳の奥に新燃岳がある)


高千穂峰の登山口でもある高千穂河原から登山道を(約1Km・約20分)歩きますが、標高差はあまりないので割と楽に行けます。

鹿ヶ原概略マップ
鹿ヶ原 概略マップ


※今月末まででしたら、ジモ・ミヤ・タビキャンペーンを利用して、えびの高原、京町温泉などに一泊 とか 鹿児島県のキャンペーン今こそ鹿児島の旅を利用して、霧島温泉に一泊など、温泉旅行を兼ねて見学も良いかも知れませんね。

【5/20追記】 観光庁は20日、都道府県が実施している旅行の割引キャンペーン(県民割)への財政支援について、5月末までとしていた期限を1か月延長すると発表。6月30日宿泊分までが対象となるようなので、おそらくジモ・ミヤ・タビキャンペーンを含め各県の県民・ブロック割引は6月末宿泊分まで延長するのではないか?と思われます。公式発表を待ちましょう。
続きを読む>>

日本のひなた宮崎県
PAGE TOP