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国指定重要文化財 旧吉松家住宅 (串間市)

Posted morimori / 2022.05.02 Monday / 21:17


国指定重要無形文化財 旧吉松家住宅(串間市)


※WebPageも作成しておりますので 興味のある方は併せてご覧ください。。
  国指定重要文化財 旧吉松家住宅

先月、串間市にある国指定重要文化財 旧吉松家住宅を見学しました。
突然の訪問にも関わらず、林館長に細部までいろいろ説明して頂き、感謝! 興味深い内容の数々、1時間程があっという間でした。

吉松家は、近世に庄屋をつとめ、明治以降、山林経営により発展した家で、現存する旧吉松家住宅の主屋は大正8年の上棟です。

平成20年12月2日 国の重要文化財に指定。
建造物としては第2538号の指定で、宮崎県内では9件目となっている。大正期の富豪の建造物が欠くことなく現存することは必要条件として、指定基準のうち「意匠的に優秀なもの」との基準により指定を受けている。

指定にあたっての説明文(抜粋)
「旧吉松・家住宅の主屋は、良材を用いた上質な造りで、洗練された座敷飾りや応接室の設えは優れた意匠を有しており価値が高い。大規模な近代和風建築で、主屋ほか、内蔵、物置、外風呂、外蔵など屋敷全体の構成を完存している点も貴重である。門、石段、石塀等敷地内の工作物を残す宅地も併せて保存を図る。」

国指定重要無形文化財 旧吉松家住宅(串間市)
電線が残念・・


表玄関

一枚板の板戸12枚全面を用いて竹林絵を描いている。
住宅完成期の大正10・11年にかけて今井玉芳(鹿児島市在住)が手掛けたもの。
玄関は通常は使用されず、特別な来客の際にのみ使用されたようで、最後に玄関が使用されたのは、後に「宮崎観光の父」と呼ばれた 故・岩切章太郎氏が来訪された時だったようです。

紫外線などの影響がなかったおかげでしょう 今でも当時の状態を保っておりました。

表玄関の板絵 旧吉松家住宅(串間市)
表玄関の板絵



表玄関の板絵 旧吉松家住宅(串間市)
表玄関の板絵


応接室

住宅唯一の洋間。表玄関を通された賓客用の応接室と思われ、折上格天井、上下開閉の窓など美しく、重厚感を醸し出している。

応接室 天井 旧吉松家住宅(串間市)
応接室 天井
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