宮崎市内海鎮座 野島神社 秋の大祭で「野島神楽」奉納 久々見学
Posted morimori / 2023.11.25 Saturday / 23:42
【11/30 追記】
令和5年(2023年)野島神楽 WebPage(2ページ構成写真約120枚)を公開
/ 追記おわり
宮崎市無形民俗文化財にも指定されている 野島神楽が 先日野島神社の秋季例祭で奉納されました。
野島神楽(一、いれん鬼神)
「野島神楽」は、大漁豊作や子孫繁栄などを祈願し 毎年、野島神社の秋季例祭(11月23日)に奉納されています。
神楽の奉納は、新型コロナウイルスや台風による付近の土砂崩れなどで2年間自粛、昨年は「神楽舞殿」を設けることなく、規模を縮小し7番を奉納したようです。
境内に「神楽舞殿」が設営されたのは4年ぶり、久しぶりです。
今回の神楽舞殿の設置は、宮崎市内のスポーツチームや県の「中山間盛り上げ隊」などの協力によるものとの事です。
少子高齢化で舞い手が減る中、野島神社神楽保存会は2014年から宮崎市内で出前教室を開催、今回、受講生も地元の若い方などに加わわっているようです。
今回は、岩くぐり(男性1名・女性2名)・花の手(子供男女)など、子供や若い方の舞う姿に感動しました。
野島神楽(二、花の手)
多くの方が訪れ、声援を送り、会場一体となって秋の一日を楽しんでおりました。
野島神楽(三、星おろし)
今回このブログでは、各1番づつ掲載、その他の写真は後日、WebPageの方へ追加予定です。
令和五年度 野島神楽番付
番 | 舞 | 人数 | 特記事項等 | |
一、 | いれん鬼神 | 一人 | ||
二、 | 花の手 | 二人 | 男/女 子供 | |
三、 | 星おろし | 一人 | ||
四、 | すだ舞 | 四人 | ||
五、 | 地割 | 二人 | ||
六、 | 岩くぐり | 三人 | 1名男子・2名女子 | |
七、 | 人剣 | 二人 | ||
八、 | 七鬼神 | 五人 | へぐろ面合わせ(五)鬼神でした | |
九、 | へぐろ面 | |||
十、 | 杵舞 | 四人 | ||
十一、 | みどり舞 | 一人 | ||
十二、 | 戸隠し | 一人 | (導入部で たちから) | |
十三、 | 天照大神 | 一人 | たちから(天照大神を迎える) | |
十四、 | たちから | 一人 | (岩戸開き) |
※当日、舞台に貼られていた番付表より掲載。
その番付表では「人剣」は、六番のようでしたが、「地割」と「人剣」の舞い手が同一の為、実際には「岩くぐり」と順が入れ替わっておりました。上記表では実際の通りに入れ替えてます。
順の変わることは、舞い手不足なると、他の神楽でも良く目にします。
たちから〜戸隠し〜天照大御神〜たちから(岩戸開き) は連舞いです。以前は最初の「たちから」は一番として数えておりましたが、今回の番付表では最初の「たちから」は記載されておらず「戸隠し」のみ記載されておました、。
()内は当方で追記したものです。