日々ブログ MORIMORI @宮崎県

継続は力、写真など交え更新 By MORIMORI

県道小林えびの高原牧園線(県道1号)硫黄山付近の新ルート6月にも着手

Posted morimori / 2019.04.24 Wednesday / 07:30


【 2019年8月5日 追記 】
宮崎県が新たな道路(約500叩棒鞍を進めている県道小林えびの高原牧園線(県道1号)の工事予定地内に、地中の火山ガス濃度が立ち入り禁止規制値を上回る箇所があることが県の調査で分かった。
整備区間の一部で掘削を計画していた県は掘削をしないで済む工法の
検討を開始。新ルートの着工や完成時期は未定という。
(情報元:8/5 宮崎日日新聞)



霧島連山・硫黄山の噴火活動の影響で、一部が通行止めとなっている県道小林えびの高原牧園線(県道1号)について、宮崎県は今年2月、通行再開に向け、県道付近の噴気孔周辺を避ける道路を新たに作るため検討に入っている旨、発表しておりました。

詳細は以前書いた関連ブログ記事をご覧ください。
 宮崎県はえびの高原硫黄山付近を通る、県道1号に迂回新ルート検討中(2019.02.20)

その後、2019年04月18日 えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルは1〈活火山であることに留意〉に引き下げられました。
関連ページ
 えびの高原 硫黄山周辺の噴火警戒レベル1へ引き下げ

えびの高原 新ルート 6月にも現地測量など整備事業に着手

4月23日、宮崎県は6月にも現地測量など整備事業に着手する旨、4/24付、宮崎日日新聞一面トップに掲載されておりました。

ガス発生地帯を通る南側のルート

以前当方は、3つのルートを予想してみましたが、今回発表された道路は、一番南側のルートでした。

下の図は、以前作成したものに、今回発表された新たに整備する県道1号部分を追記したものです。

県道小林えびの高原 県道1号 新ルート

二つのカーブの頂点を約500m直線で結び、県道沿いの噴気孔から半径100mに設定された立ち入り規制区域の外側を通るルートです。

ただし、以下の地図(えびの市 硫黄山周辺の規制図(PDF)より一部抜粋)を見ていただければわかりますが、火山ガスに伴う立ち入り規制に一部入るところです。

硫黄山周辺の規制図(抜粋)に追記

素人の私が考えるに、これから先の硫黄山周辺の噴火活動、今回噴出した噴気孔の位置、火山ガス滞留などを考えると、将来的に一番安心なのは、不動池横の駐車場付近から一帯をショートカットする一番北側のルートが安心なのでは? と思っていただけに、意外な発表でした。

えびの高原 県道1号新ルート予定場所

NHK宮崎のニュースでは
"宮崎県では、県内有数の観光地のえびの高原と小林市の生駒高原などを結ぶ県道1号線の通行止めは観光への影響が大きいとして、複数のう回ルートを検討した結果、整備する長さが短い今回のルートに決めたということです。"と報道されておりました。

県道小林えびの高原 県道1号 新ルート
県道小林えびの高原 県道1号 新ルート(拡大あり)

 
  
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霧島山・えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベル1に引き下げ

Posted morimori / 2019.04.19 Friday / 07:40


4月18日(木)11:00 霧島山のえびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルが、2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)へ引き下げられました。

レベル1に戻ったのは、2018年2月20日以来1年2ヶ月ぶりとなる。

レベル2からレベル1への引き下げ基準
噴火の発生がなく、山体膨張や噴気の増加傾向がなくなり、地震・微動が平穏時のレベルに戻った、あるいは戻る傾向が明瞭になる。
ただし、平穏時に戻る傾向が明瞭であると判断してレベル1に下げた後に増加傾向に転じたことがわかった場合は、左記の基準に達していなくてもレベル2に戻す。


防災上の注意事項
気象庁は・・
現在活発な噴気活動がみられている硫黄山の西側500mの噴気地帯からおおむね100mの範囲、及び硫黄山火口内では、熱水・熱泥等が飛散する可能性がありますので注意してください。
火山ガスにも注意が必要です。
また、立ち入り規制に従うとともに、火口周辺や噴気孔の近くには留まらないでください。と呼びかけております。

レベル1になっても、諸手を挙げて喜べない実情

またいつ火山活動が活発化するかも知れないということ。
(レベル引き下げは「安全宣言」では無いことを認識しておくべきです。
2014年9月、「御嶽山」はレベル1から突然噴火して、57名もの死者を出してしまいました。
種々の観測データーや、過去の活動経緯などをふまえ、レベル1になっても、火口周辺など引き続き立ち入り規制している「現在のえびの高原硫黄山周辺」と「あの時の御嶽山」を同等に比較することは出来ませんが・・火山の噴火予知・規制(判断)を行うのは非常に難しい実情も認識しておく必要があります。

小林市からの県道1号線は、噴気孔部周辺で被害を受けておりますので、新たにバイパス道を整備しないと使えません。

 詳細は以前書いた記事参照

【 追記 】➡ 県道小林えびの高原牧園線(県道1号)硫黄山付近の新ルート6月にも着手(2019.4.24)


レベル変更後の道路・登山道の規制概要

県道1号は小林方面からだと、甑岳登山口付近まで車で行け、不動池近くまで徒歩通行可能となりましたが、それから先は三叉路付近まで規制継続中。
道中、トイレも無いし、硫黄山や火山性ガス発生地帯に近いので、あのあたりは駐車して休憩とか心配だし、あまり使う人は居ないかも知れません。

登山道では、えびの高原〜韓国岳〜獅子戸岳 池巡り探勝路は六観音御池から甑岳などが解放されました。

韓国岳にえびの高原側から登れるうようになったのは大きい。大浪池側から韓国岳への登山道(階段)は、単調で辛く・つまらないですから。

池巡り探勝路ですが・・残念ながら不動池からビジターセンター(えびのエコミュージアムセンター)方面への登山道は継続閉鎖なので、周回出来ず、これまで同様往復しかありません。この部分が早く、解放されると良いのですが・・。



詳細は えびの市サイトでご確認を。

レベル1へ下がった安心感は、観光の上で、かなり大きいと思います。
先日、新燃岳もレベル1へ下がりましたので、霧島の火山は「御鉢」含め、すべてレベル1(活火山であることに留意)となりました。



 
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えびの高原の観光施設「足湯の駅えびの高原」「りんどう」一部形態を変えて持続

Posted morimori / 2019.03.30 Saturday / 08:55


以前、宮交ショップアンドレストランが運営する「えびの高原」にある観光施設「足湯の駅えびの高原」「りんどう」が、今年4月から休業する旨の記事を書きました。
「足湯の駅えびの高原」「りんどう」2つの観光施設が4月から休業

足湯の駅えびの高原
足湯の駅えびの高原


新燃岳と硫黄山噴火の影響を受け収益が悪化、足湯の駅えびの高原の収入は、2013年からの5年間で4割近く落ち込んで赤字が続き、宮交ショップアンドレストランは。「えびの高原は宮崎交通を創業した岩切章太郎が開発した重要な観光地と考え、経営努力を続けてきたが、大変厳しい状況で苦渋の決断」とのことでした。

宮交ショップアンドレストラン「足湯の駅えびの高原」「りんどう」両施設をえびの市に無償譲渡

昨日、今月末で最後なんだなー、その後動きはないのかなぁ?と思っていたのですが、今朝の宮崎日日新聞に、「足湯の駅えびの高原」と、隣接する土産品店「りんどう」について、えびの市は29日、宮交ショップアンドレストラン(S&R、宮崎市)から両施設を無償で譲り受け、運営を継続させる旨の記事がありました。

「りんどう」は現状維持、しかし「足湯の駅」は・・

"土産品店「りんどう」は現在、宮崎市と鹿児島県の業者が土産物店とレストランを経営しており、4月1日以降は市にテナント料を払い、営業を続ける。"とのことですので現状と変わらない状況なのですが、

"足湯の駅は、予定通り3月31日に商業施設としての営業を終える。再開後(4/3より)は市内の観光名所を案内する市民グループ「えびのガイドクラブ」(松井優会長、41人)の会員2人が常駐。訪れた行楽客に登山ルートの紹介やノカイドウの群落などの観光情報を発信する。また、休憩スペースを設け、トイレも利用できるようにする。"
と報道されていたので、従来のお土産販売、カフェ、レストランなどのある観光施設とは全く違い、当面は休憩所的なものとしての再開となるようです。

"宮交S&Rは「苦渋の決断で休業となったが、その後多くの関係者と有効活用を模索した結果、観光を最優先するためには無償譲渡が最善との結論に至った。ぜひ施設を地域のにぎわい創出に活用してほしい」と話した。"とのこと。

個人的には、火山活動が収まり、再び(宮交で)復活して欲しいと思っていただけに、ちょと残念な結果ですが、県道1号沿いの噴気孔まで1Kmない状況ですし・・
先の見えない、新燃岳含めた一帯の火山活動を鑑み、致し方ないことなんだろうと思います。
休業後も維持管理、固定資産税などに経費がかかるでしょうし・・

NHK宮崎のニュースによると、その後商業施設としての再開を含めた今後の方針について、えびの市が地元の観光協会などとともに協議するとのこと。
    
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