日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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師走祭り 二日目 神門神楽 (高鍋神楽) 見学

Posted morimori / 2025.01.19 Sunday / 01:37


師走祭り 二日目 西の正倉院 百済の館 ライトアップ見学の続きです。

師走祭り 二日目の主な行事としては・・
15:00頃 ドンタロ塚での神事
16:00頃 小丸川岸での洗濯行事
19:00頃〜24:00頃 神楽

師走祭り 2日目 神楽(高鍋神楽)


師走祭り 二日目 夜神楽(高鍋神楽)

師走祭りで奉納された「高鍋神楽」を紹介します。
高鍋神楽の起源は定かではありませんが、口碑や神社の遺物から、平安時代から舞われていたと推測されています。
高鍋町では古くから、比木神社(木城町)のお里まわりという神事が行われていますが、別に、神門神社(美郷町南郷区)への御神幸や遷宮などのときも毎年厳重に続けられており、この際に高鍋神楽が奉納される習わしです。
高鍋神楽はこの比木神社、神門神社を中心として発祥したものと思われます。
(引用元:高鍋町による高鍋神楽の説明)

神楽は、境内地に常設された鉄骨作りの「伝統芸能継承館」に御神屋が設えられ、19時より24時頃まで今年は以下の10番が奉納されました。
比木神社と神門神楽の社人の方が舞われておりました。
  1. 一番神楽
  2. 花の手の舞
  3. 将軍の舞
  4. 子供神楽
  5. 伊勢舞
  6. 鬼神舞
  7. ねり舞
  8. 手力舞
  9. 盤石(ばんぜき)
  10. 振り下ろし

一番舞など、優美、優雅なものから.ねり舞などユーモラス・エロチックなものまて多彩な内容の神楽でした。

御神屋


師走祭り 神楽 御神屋
師走祭り 神楽 御神屋


神事


師走祭り 神楽 神事
師走祭り 神楽 神事


一番神楽


師走祭り 神楽 一番神楽
師走祭り 神楽 一番神楽


師走祭り 神楽 一番神楽
師走祭り 神楽 一番神楽


師走祭り 神楽 一番神楽
師走祭り 神楽 一番神楽


一番神楽は、六社連合大神事や、比木神楽でも見ておりますが、毎回、洗練された 素晴らしい舞いです。
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「師走祭り」1月17日(金) ・18日(土)・19日(日)開催(宮崎県木城町・美郷町)西の正倉院ライトアップも

Posted morimori / 2025.01.15 Wednesday / 07:40


令和7年(2025年)の師走まつりは、1月17日(金) - 1月19日(日)に開催されました。
二日目の「神楽」、「西の正倉院」「百済の館」のライトアップ。
三日目の境内でのヘグロ塗り〜お別れ「オサラバー」などの写真を撮りましたので Webpageを作成の上、公開予定です。
/ 追記おわり

宮崎県 美郷町によると、令和7年(2025年)の「師走まつり」は、1月17日(金)・18日(土)・19日(日)の3日間の日程で開催予定とのことです。
  • 17日(金) 比木神社一行を「迎え火」などで迎える「上りまし」
  • 18日(土) 神事や神楽などの「祭典・舞明かし」
  • 19日(日) ヘグロ塗りなどをして比木神社一行を見送る「下りまし」

今回 掲載した写真は過去に撮影したものです。

師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)


【百済王の亡命 親子の一年に一度の再開 師走祭り】
師走祭りは 西暦660年、朝鮮半島の百済(くだら)が、唐と新羅(しいらぎ)の連合軍に攻め滅ぼされ、663年百済再興の戦いにも破れた多くの王族、部族は日本の畿内へと亡命しました。
その後、7世紀から8世紀中に日本で頻発した政治事件により、現在の美郷町と木城町に百済の王族は亡命した。という伝説を基に構成された祭りです。

百済の王族であった父親の禎嘉王(ていかおう)は現在の日向市の金ヶ浜に漂着、その後、美郷町南郷区神門へ、息子の福智王(ふくちおう)は現在の高鍋町の蚊口浦に漂着、その後、木城町に住み、亡くなった後、それぞれが神として美郷町の神門神社に、木城町の比木神社に祀られました。

師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)


【国選択無形民俗文化財】
師走祭りは、木城町の比木神社に祭られている王子・福智王のご神体が、父・禎嘉王を祭る美郷町の神門神社まで年に一度巡行面会に来るというものです。
行政区をまたがって神幸する祭りは他に例をみないの祭りであり、民俗的にも価値のある祭りであるということで、平成3年(1991)、文化庁はこの祭りを「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択しております。

師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)


【迎え火】
祭りの一番の見どころは1月17日金曜日の18:00より開催される「迎え火」です。
「塚の原」で神事を行った「御神幸」の一行は、高さ10m、約30基の櫓が燃え盛る「迎え火」の中を通り、神門神社へと向います。

師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)


師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
師走祭り 迎え火(宮崎県美郷町南郷区)
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第10回 日本の神様と舞い踊ろう〜地域に根付く神楽と神舞〜(2/24)大濠公園能楽堂で開催

Posted morimori / 2025.01.10 Friday / 09:08


今朝の宮崎日日新聞 見開き全面に

「神一体、心ふるわす「祈り」の舞い

という見出しで、
西日本シティ財団理事長・西日本シティ銀行特別顧問 久保田勇夫氏と高千穂神社宮司 全国神楽継承・振興協議会会長 後藤俊彦氏の記念対談記事が掲載されており興味深く読んだ。

 西日本シティ」財団が主催する「日本の神様と舞い踊ろう〜地域に根付く神楽と神舞〜」が令和7年2月24日、福岡市の大濠公園能楽堂で開催されるようです。

以下冒頭部分のみ引用
2015年から毎年開催され、第10回の節目となる本年度は出演団体を九州全域から招き、各地で継承きれている多様な舞を市民に披露します。
本年度は長年主催してきた福岡文化財団が昨年4月に内閣府の認定を受けて西日本国際財団と合併し、九州・山口・沖縄地域を活動対象とする「西日本シティ財団」として発足。
共催する西日本シティ銀行の創立20周年でもあります。
そこで神楽の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を目指している全国神楽継承・振興協議会の後藤俊彦会長(宮崎県・高千穂神社宮司)と、芸術や音楽歴史など多様な文化活動を積極的に支援してきた西日本シティ財団の久保田勇夫理事長が、地域の伝統文化・伝統芸能を次世代に残していくことの重要性について対談を行いました。(文中敬称略)

2025/01/10 宮崎日日新聞紙面
紙面のイメージ(著作権を鑑みこの程度のサイズで・・)
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