宮崎市、西都市、新富町 3市町の古墳 文化庁「日本遺産」に認定
Posted morimori / 2018.05.24 Thursday / 23:44
文化財を観光資源として活用することを目的として、文化庁が3年前から認定している「日本遺産」に、平成30年度、宮崎県では、宮崎、西都、新富の3市町の「古代人のモニュメント−台地に絵を描く 南国宮崎の古墳景観」が認定されました。
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「南国宮崎の古墳景観」は
西都市「西都原古墳群」
宮崎市「生目古墳群」「蓮ヶ池横穴群」
新富町「新田原古墳群」をまとめたもの。
詳しい内容
➡ 古代人のモニュメント −台地に絵を描く 南国宮崎の古墳景観−(PDF 7.1MB)
文化庁は
列島各地であまた造られた古墳のある景観(風景)は、時の移ろいの中で様変わりするものの、宮崎平野には繁栄した当時に近い景観が今も保たれている。
台地に広がる古墳の姿形が損なわれることなく、古墳の周りには建築物がほとんどない景観は全国で唯一である。
と評価したようです。
「日本遺産」には、平成30年度分を含め、これまで67件が認定、宮崎県内からは初の認定。古墳のジャンルでも初の認定となった。
日本遺産に認定されると、初年度4000万円、2年目に2000万円、3年目に1000万円程度の補助が受けられ、さらに、日本遺産を通じた活性化策を指導、助言する「日本遺産プロデューサー」の派遣もあるとか。
県や3市町は認定を受けて、国内外へ宮崎の古墳文化を発信するための協議会を31日に発足させる。西都市など地元自治体は、今後3年間で国からの補助金7000円を使って、各古墳群を巡るスタンプラリーや上空から古墳群を眺める熱気球の導入、国内外の観光客に配るパンフレットの製作などを進める方針とのこと。
申請書のこの写真、いい写真ですねーー(^^;)
お力になれ、撮影者も、きっと認定を喜んでいることでしょう。
「台地に絵を描く」・・
この一節に ニヤリとしてしまった。