日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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カメラ:神話のふるさとみやざき号 と 日本のひなた宮崎号

Posted morimori / 2016.06.12 Sunday / 23:54


メインで良く使う、一眼デジカメ二台は同機種なので・・
ボディーの識別の為のシールをば・・

camera.jpg

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「神話のふるさとみやざき号」 と 「日本のひなた宮崎号」(^^)

有機ELファインダーになれちゃうと光学式ファインダーにはもう戻れません。
ファインダーを見れば、撮った結果がそのままファインダーに出ますし、部分拡大してピント確認もお手の物、特に老眼の方には、これっきゃないでしょうって感じです(^^;) 

新田原基地「飛行教導群」最後の3機が小松基地へ

Posted morimori / 2016.06.11 Saturday / 23:04


先月、航空自衛隊基地である、新田原基地(にゅうたばるきち)(新富町)での「飛行教導群」の小松基地への移動記念式典のことを書きましたが、昨日(10日)、最後の3機が小松基地へ向け飛び立ったとのこと。
これまで進められてきた小松基地への移駐はこの日で終了。

image[1].jpg
〜 アグレッサー 過去に撮影したものです。 〜


航空機ファンの私としては、ちょっと寂しくなりますね・・。

当サイト内 関連ページ

新田原基地航空祭(エアフェスタ)
新田原基地 F-15アグレッサーの写真

クマの事件を見聞きする度、「羆嵐」吉村昭 (著)を思い出す。

Posted morimori / 2016.06.10 Friday / 23:56


昨日の話題、くまモンは可愛いですが、実際の熊は・・・

熊に襲われて死亡したとみられる被害が3件相次いだ秋田県鹿角(かずの)市の山林近で、再び山菜取りに山に入った方が亡くなるという、熊に襲われたとみられる悲惨な事件が報じられております。

報道によると
先月21日にたけのこ採りをしていた79歳の男性が死亡しているのが見つかったほか、先月22日には西におよそ1キロの山林でたけのこ採りをしていた70代の夫婦がクマ1頭と遭遇し、このうち夫の78歳の男性が死亡しました。
さらに、先月30日には、北東におよそ3キロのところでたけのこ採りをしていた65歳の男性が死亡しているのが見つかりました。

秋田の3人死亡、同一のオスグマか 専門家が調査
戦後に起きたツキノワグマによる死亡事故48件のうち10件で、クマが遺体のそばにいたことが確認されており、遺体に執着する習性があるという。

先月、これほどの被害が出ているのにも関わらず、自治体などは、単に自粛を呼びかけるだけだったとか。より強い強制力で周辺一帯を立ち入り禁止にすべきだったのでは?
一方、この異常な熊により付近で3名も死者が出ているのにも関わらず、死に及ぶ身の危険をおかしてまで、未だ、タケノコなど、山菜採りに未だ行かれてる方も、私には理解できません。


〔参考〕 → 特定非営利活動法人 日本ツキノワグマ研究所

「羆嵐」吉村昭 (著)

こういったニュースを見るたび、昔読んだ小説、「羆嵐」 吉村昭 (著) 新潮社文庫 を思い出します。

※羆嵐(くまあらし)のクマは ヒグマ=羆であり、クマ=熊でない。

この小説は、大正時代、北海道 苫前の三毛別川沿いの奥地(六線沢)で実際に起こった、ヒグマ被害 最大の事件、6名死亡(7名と解釈する場合もある)を題材にしたもの。

〔参考〕→ 三毛別羆事件(wikipadia)

吉村昭氏の独特のリアルな描写 息もつかせぬ展開 そして熊うち名人“銀四郎”による最後のシーン迄、一気に最後まで読みました。

当時の開拓者の、血のにじむような苦労が伺えると共に、羆(ヒグマ)の恐ろしさ、生身の人間がいかに自然の中でちっぽけな存在であるかを改めて感じました。

引き込まれる様に最後まで一気に読みました。描写が凄く・・緊張して読み終えた後、なんとも言えないベビーな状況、虚脱感。
久々読み応えのある小説でした。お奨めします。

小説 羆嵐 

羆嵐 (新潮文庫) 文庫  1982/11/29
吉村 昭 (著) 
文庫 ¥ 529

amazonでの内容紹介

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現! 日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音……。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。

内容(「BOOK」データベースより)

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭の羆の出現!日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、人骨を齧る不気味な音…。自然の猛威の前で、なす術のない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。


amazonでの読者の評価: 5つ星のうち 4.8


本文の、導入部ですが、私の好きなくだりがあるので引用させていただきます。

その年も、紅葉は天塩山地の高い峰々の頂きからはじまった。
朱の色は、早い速度で山火事のように尾根一帯を染め、互いに合流して深くきざまれた渓谷へなだれ落ちていった。
それは、谷間に鬱葱としげる樹木の葉をあざやかに染めながら、所々に滝を作って曲折する渓流の流れとともに下ると、やがて三毛別の支流に営まれた六線沢の村落をつつみ、さらに下流へと進んで海岸線にひろがっていった。
**引用終わり

紅葉の赤は小説を読むにつれ、やがて血の赤色の事ではないのか・・と思うようになってきます。

最後の解説のところは あの「北の国から」の倉本聡さんが書かれておりました。
この小説を富良野の原生林に小屋を建てる直前(昭和52年)に読んでしまった らしく、手違いで電気の引かれて無く、ローソクの炎で過ごした一夜、この小説を読んでしまった事を後悔した旨、書かれておりました。
氏は、数年後、熊嵐のラジオドラマ化を担当された様です。

ラジオドラマ「羆嵐」

ラジオドラマ「羆嵐」1980年制作 
原作:吉村昭「羆嵐」(新潮文庫)
脚色:倉本聰
音楽:山本直純
出演:高倉健 倍賞千恵子 笠智衆 寺田農 浜村純 北林谷栄ほか
ネットで「ラジオドラマ 羆嵐 MP3」で検索すると、ニコ動画あたりが出てくるかも知れません。


※ 今回の記事は、過去に別のところに書いた記事を元に、付記等行ったものです。

以前、北海道をキャンプしながらまわったとき、この本読んだ後だったので、結構羆の出没情報が気になったことを覚えております。

今回、久々調べているうちに、慟哭の谷 北海道三毛別・史上最悪のヒグマ襲撃事件 木村 盛武 (著) (文春文庫)も読みたくなりましたので早速注文しようと思っております。

〔余談ですが・・〕
以下の映像、海外のサファリパークのようですが、たまたま車のドアノブを熊が引っ張りドアを開けるというハプニング。
(事なきをえておりますので安心してご覧ください。)
何でドアロックしてないのか・・動物をなめてますね。
https://www.youtube.com/watch?v=BKjZGnHeEBc

昔、私はサファリパークで何台か前の車が、何かの拍子にパニくったキリンに踏みつけられるところを見たことがあります。車が左右に揺れたが見えたのできっとボンネットは大きく凹んだと思います。

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