燃費不正8車種7万5241台・三菱自動車
Posted morimori / 2016.09.05 Monday / 23:30
国土交通省は、問題となった。三菱自動車とスズキの燃費不正問題を検証するため、公正な第三者である独立行政法人自動車技術総合機構において、実車を使い燃費・排出ガスの確認試験を実施。
三菱自動車は、「ミラージュ」「アウトランダー」「RVR」「パジェロ」「デリカ(D5)」など、先の検証でで不正がわかった軽自動車を除く現行生産モデル9車種。
スズキ自動車は、「アルト」「ハスラー」「スペーシア」「バレーノ」「ソリオ」など現行生産モデル26車種。
スズキ車すべてクリア・三菱自動車は8車種不適合
確認試験の結果、スズキについては、すべてのモデルでカタログ値を上回る燃費性能を記録。三菱については、「ミラージュ」「アウトランダーPHEV」「デリカD:5」など8車種を、不正に算出された燃費の測定値を表示したまま販売していた事実が明らかになった。
三菱自動車はミラージュに至っては再測定すらせず、4年前に測定した数値を流用国土交通省に提出していたとのこと。
三菱自動車はこの結果を受け、該当するモデルは正しい燃費値を申請、対象車両ユーザー合計台数7万5241台に対して燃料代の差額や自動車関連諸税の増額分などに対して損害賠償金を支払うこと、該当モデルの販売を一時停止することを発表している。