日々ブログ MORIMORI @宮崎県

高解像(1920pix幅)写真を交え 宮崎県観光/情報などを中心に紹介

【当サイト内検索・画像検索含む】

FB・twitter フォロー / Youtubeチャンネル登録お願いします(^^)

最新20記事リスト表示

宮崎市で「みやざきKAGURAフェスティバル2024」10/12(土)

Posted morimori / 2024.09.03 Tuesday / 23:10


みやざきKAGURAフェスティバル 2024

日時:2024年10月12日(土) 14:00-17:30(13:00開場)
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール(会場
観覧無料 ※要申込 定員(400人)になり次第受付を終了
  • オープニング公演:高千穂高等学校神楽保存会
  • 基調公演:小川直之氏
  • 神楽公演:
     国指定 祓川神楽(高原町)
     国指定 球磨神楽(人吉市)

詳細案内・申し込み

9/24 県によると、定員に達したため、受付は終了したようです。

「みやざきKAGURAフェスティバル2024」の概要

日時:2024年10月12日(土)14:00 - 17:30 (予定)
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール(市役所近く)
対象:一般県民 400名程度(予定)
料金:無料(事前申込制)

オープニ ング公演 宮崎県立高千穂高等学校神楽保存会

宮崎県立高千穂高等学校は、国際連合食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に指定されている「高千穂郷・椎葉山地域」にある唯一の県立高校である。この地域に平安時代から伝わる「高千穂の夜神楽」は、農作物の豊作に感謝し翌年の五穀豊穣を祈るため神々に奉納されてきたもので、現在は世界農業遺産の一部であり国の重要無形民俗文化財にもなっている。高千穂高等学校神楽保存会は、この貴重な伝統芸能を守り未来につなぐことを目的に、2000 年から活動を開始し、現在も地域の方に直接指導を受けながら活動を続けている。【今年度の主な活動:第 48 回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門参加。第 13 回高校生の神楽甲子園出場。(神楽伝承奨励賞)】

当日は「杉登」を披露。


基調講演 講師:小川直之氏(國學院大學名誉教授 大学院客員教授)

1953 年 神奈川県生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。専門は「民俗学」。文部科学省文化審議会専門員、無 形文化 遺産保護 条 約に関する特別委員会委員などを歴 任。平成 25 年度より宮崎県の「みやざきの神楽 魅力発 信委員会」委員長として、神楽の保存 継 承や魅力発 信、また神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組に携わる。令和5年5月からは宮崎県の「みやざき大使」に就任。その他、独立行政 法人日本芸 術文化振興会評議員や南信州民 俗 芸能継 承推 進協議会アドバイザーなどを務める。

神楽公演

祓川神楽 国指定重要無形民俗文化財 宮崎県高原町 祓川神楽保存会

祓川神楽は、高千穂峰の中腹にある霧島東神社の門前、祓川集落に伝わる神楽で、約 400年前から行われたと考えられている。毎年12月第2土曜日の夕方から翌朝の日の出まで夜を徹して舞われる。主に真剣を使った直面舞が知られており、特に12 人の舞手が1時間近く真剣を持って舞う「十二人釼」は非常に有名である。
その他、宿借り神事の「門境」や、神楽宿の女性に天照大神の役を宛てる「浜下り」等、その殆どが衰退あるいは消滅した旧薩摩藩の「神舞」の様式をよく留めている。

当日は、「神随」「神随の舞揚」「金山」を披露。


球磨神楽 国指定重要無形民俗文化財 熊本県人吉市 球磨神楽保存会

人吉球磨地方に伝わる球磨神楽には15世紀の神楽記録が残る。鈴や御幣、剣などを持つ採物舞を主体とする神楽である。
元は 33 番が伝承されていたが、現在は「三番神楽」「獅子」「岩潜」「大小」「御前」など17 番が伝わり、獅子以外はいずれも直面である。元来は神職による神楽であったが、昭和 37年に球磨神楽保存会が結成され現在に至る。
10月8日夜、青井阿蘇神社おくんち祭で17 番すべてが奉納されるのを皮切りに、約2か月間、人吉球磨の40以上の神社の祭礼で3〜10 番程度、奉納される。神前に向かって舞う神人和楽の神楽である。

当日は「三番」「神帥」「乙女子」「大小」を披露。

フライヤー紹介


みやざきKAGURAフェスティバル2024
みやざきKAGURAフェスティバル2024


みやざきKAGURAフェスティバル2024
みやざきKAGURAフェスティバル2024




昨年もRoad to ユネスコ みやざきKAGURAフェスティバル2023といったものが企画されていたのですが、台風の影響で急遽中止になった経緯があります。


祓川神楽の想い出

祓川はらいがわ神楽(夜神楽)は、以前、見学した事があります。
その時は、古事記編纂1300年の年で、特別に屋外に御神屋を設えての奉納で、極寒の中で見る修験色の強い神楽は感動的でした。
祓川神楽
祓川神楽には、「十二人剱(つるぎ)」という12人で舞う剣の舞の番付があるのですが、その後、県主催の「神楽フォーラム」の際、メディキット県民文化センターの2階から「十二人剱」を見学したことがあります。
上から見学すると、12人が織りなす緻密なフォーメーションがつぶさにわかり、各位の動きに感動しました。

球磨神楽の想い出

球磨神楽は、高千穂神社神楽殿で見学した事があります。
神話の源流「高千穂夜神楽御祭」(高千穂神社神楽殿にて)



Youtube(宮崎日日新聞)


(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。



後半は「中之又神楽(米良の神楽)」国立能楽堂 公演のお報せです。
続きを読む>>

田元神社 夏越の祓(夏越大祓)七夕飾り 風鈴回廊

Posted morimori / 2024.07.01 Monday / 23:11


田元神社(たもとじんじゃ)

鎮座地:宮崎市大字本郷南方3940-1(GoogleMap
(宮崎ブーゲンビリア空港の近く、県道367号沿い)
御祭神
  • 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
  • 彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)
  • 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
  • 豊玉彦命(とよたまひこのみこと)

御由緒
明治12年(1879)3月16日、田元神社の氏子総代大坪儀三郎と同神社受持祠掌甲斐蔀は、寛治4年(1090)11月15日、恒久神社が児湯郡の都萬(つま)神社(西都市)祭神木花咲耶姫命を勧請したとき、本郷南方の高畑がその神輿掛の所となったことから、高畑の隣り田元に都萬神社祭神を勧請したと伝える、と鹿児島県令に報告している。

詳細は、村境に建立された田元神社 / 前田博仁を参照願います。

夏越の祓(夏越大祓)


宮崎市鎮座 田元神社
宮崎市鎮座 田元神社


「夏越の祓(夏越大祓)」とは、6月末(6月30日)に行う祓の行事で、神社境内につくられた茅(ちがや)という草で編んだ輪「茅の輪」をくぐって罪や穢れを落とします。
丁度、一年の折り返しに前半の穢れを祓って無事に過ごせたことに感謝、後半も元気に過ごせるよう祈る行事です。

七夕と木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)


宮崎空港展示物 (宮崎の祭り) より「コノハナサクヤヒメ」
宮崎空港展示物 (宮崎の祭り) より「コノハナサクヤヒメ」

日本の七夕は、中国より7世紀頃に伝わった牽牛・織女の二つの星の伝説、短冊に歌や文字を書いて裁縫や書道の上達を願う風習と共に、日本古来の棚織女(たなばたつめ)の伝承と結びつき、宮中で行われたのが始まりだそうです。
棚織女(たなばたつめ)とは、神様に捧げる着物を織る、巫女的な要素を強く持つ女性。
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)も棚織女(たなばたつめ)でもあったとされ、「七夕」にはコノハナサクヤヒメとニニギノミコトと逢初川で出会うという神話もさらに重なっているのでしょう。
そんな由縁ででしょうか、田元神社では境内で多くの七夕飾りを見ることが出来ます。
七夕飾りの短冊は例年、地元幼稚園保育園の園児たちが書いているようです。

宮崎市鎮座 田元神社 七夕飾り
田元神社 七夕飾り


宮崎市鎮座 田元神社 七夕飾り
田元神社 七夕飾り

七夕飾りは、早いところでは6月から飾り始めることもありますが、
本来は7月6日の夕方から夜に飾り、翌日には片付けるのが一般的のようです。
これは 「一夜飾り」 と呼ばれ、短冊に込めた願いが天に届きやすくなるといわれていますが・・
それでは、目に触れることも少ないので・・
早めに飾って、七夕を終えたら片づけるといった風習なのでしょうね。

茅の輪は、6月30日なのですが、7月初旬頃までは飾ってある神社が一般的のようです。

ちなみに、田元神社の前の道路、県道367号(中村木崎線)は車で良く通るのですが、7月12日車窓から見たところ、「茅の輪」と「七夕飾り」は、片付けてあったようです。
続きを読む>>

美郷町 御田祭(おんださい)が2024年7月7日(日)に開催(6日に花火・前夜祭)

Posted morimori / 2024.06.18 Tuesday / 07:27


農村風景が今も残る、豊かな自然と共生する美郷町西郷区田代では、平安時代からの伝統民俗行事 御田(おんだ)祭が毎年7月第一週催行されている。
 
宮崎県美郷町西郷区田代 御田祭 牛馬入れ
宮崎県美郷町西郷区田代 御田祭 牛馬入れ


御田祭 総勢120名の早乙女による田植え(美郷町)
"御田祭 総勢120名の早乙女による田植え


2024年(令和6年)美郷町「御田祭ポスター」

以下は、今年のスケジュールなど書かれたポスター・チラシです。
前夜祭(花火大会)含め、昨年とおおきな違いはなさそうです。

令和6年(2024年)美郷町御田祭ポスター
令和6年(2024年)美郷町「御田祭ポスター」


美郷町サイトの「早乙女公募ページ」に記載されておりましたが、2024年度は「田植え」の作付け面積が半分になるようです。
また、雷注意報が発令された場合は、田植えを中止にする可能性があるとのこと。
今年、宮崎市内で高校生がサッカーの練習中、落雷事故がありましたので、この辺りは妥当なのだろうと思います。

2024年(令和6年)7月6日(土),7日(日)「御田祭おんださい」が開催

美郷町西郷区田代に伝われる「御田祭おんださい」(県指定無形民俗文化財)は、今年も、7月6日の花火・前夜祭等の協賛行事も含め、通常通り開催されます。

御田祭について、詳しくはWebPageをご覧ください。
  御田祭(宮崎県美郷町西郷区田代)

  美郷町の天気予報


御田祭 御神行(美郷町)
御田祭 御神行

日程:2023年7月1日(土),2日(日)2日間
場所:御田祭の里ふれあい広場など中心に開催

2024年7月6日(土)

第30回 日向田植唄全国大会

第31回 日向田植唄全国大会
時間: 9:00 - 17:00
場所: 西郷農村環境改善センター

ふるさとうまいもん広場
時間: 15:00 - 21:00
場所: すぱーく西郷

ステージイベント
時間: 17:00 - 20:00
場所: すぱーく西郷

ものまねショー
マーチンRYO・SHINOBU
マジックショー
荒木巴

御田祭の里花火大会
時間: 20:15 - 21:00
場所: 葉桜ふれあい公園
続きを読む>>

日本のひなた宮崎県
PAGE TOP