日々ブログ MORIMORI @宮崎県

高解像(1920pix幅)写真を交え 宮崎県観光/情報などを中心に紹介

【当サイト内検索・画像検索含む】

FB・twitter フォロー / Youtubeチャンネル登録お願いします(^^)

最新20記事リスト表示

九州ふっこう割熊本宿泊券 ヤフオク転売などに思う。

Posted morimori / 2016.07.26 Tuesday / 20:57


7月26日、 「ふっこう割」ネット出品 県が削除依頼 などのニュースが、テレビ・新聞(先行ネット配信)で報道されておりました。
ヤフオクでの転売は、先週 22日からすでに出ておりましたし、twitter等でも話題になっておりました。
正直、報道がちょっと遅いなぁ〜って感は否めません。

発売前から、熊本県が委託している「ふっこう割」の販売サイト「VISIT熊本県」では、
「九州ふっこう割 熊本宿泊券」の転売は禁止しています。万が一、ネットオークションサイトへの出品行為等を確認した場合は、熊本県からサイト運営者に対し削除依頼をさせていただきます。また、悪質な転売行為に対しては、その事実をネット上で公開するとともに、出品者情報を公表させていただく場合もあります。

と告知しておりましたが、ヤフーオークションを見ると、連日出品・落札されておりますし、熊本県は何もアクションとらないのかな?と思っておりました。

おそらく、熊本県が削除依頼しても、法に触れていない限りは、ヤフオクは削除しないと思います。昨年の「ふるさと割」の時もそうでしたから。

【追記】
福岡県は知事名で、オークションサイト運営事業者宛てに7月、「九州ふっこう割ふくおか宿泊券のオークション出品自粛について(依頼)」の文章を出しているようですが・・
 オークションサイトさまへ 
その後も、ヤフオク等は全く応じてませんね。/ 追記おわり 

  ヤフオクの出品状況
  ヤフオクの落札結果

 今回の場合、政府が支援する、熊本地震で疲弊した九州観光復興の為のお金(税金)なのです。
利益を得るような転売行為は被災地支援金(国民の税金)の横取りなのです。

こういった面を、まず熊本県が先陣きってアピールしないいとダメだと思んですよねー。
少なくとも知らなくて、出来心で、という方には効果があるのでは?と・・・良心を信じたい。

阿蘇 草千里
〜 草千里への道路開通は来年になりそうです。 〜




今回、VISIT熊本県(熊本県が委託している会社が運営するサイト)で発売された、九州ふっこう割熊本宿泊券は 21万枚(額面10億5000万円分)。
購入は、ネット販売のみでした。
規定で一アカウントあたり6枚、利用は一人5枚まで使用可能ですが、ここではわかりやすくする為、便宜上6枚全部使用したものとして書きます。

30,000円(券6枚)の内21,000円は助成金(税金)

九州ふっこう割熊本宿泊券は、額面5,000円の券を70%引きの1,500円で販売しました。
なので、額面30,000円(6枚)購入の実質代金は、9,000円です。
30,000円−9,000円=21,000円は国の助成金=国民の税金です。

浮いた分21,000円は美味しいものやお土産に!!

浮いた21,000円分は、余分に美味しいもの食べたり、熊本でお土産をたくさん買ったり、中には、浮いた分もう一回熊本に行こうという方もいらっしゃるでしょう。
最終的に、30,000円近いお金が熊本で消費され、活気付くかも知れないのです。

30,000円(券6枚)ヤフオク転売を例にあげると・・

では、利益を乗せたオークションで購入した場合どうでしょう。
現在のヤフオクの落札結果見ると。
6枚(9,000円)が、20,000円で転売されていたりします。

「ふっこう割 熊本」検索結果
 ヤフオクの落札結果

ヤフオクの転売で券を20,000円で入手した落札者の場合、
30,000円−20,000円=10,000円分が国の助成金。
浮いた分は10,000円分ですので、券の購入費用9,000円を合わせ、19,000円が熊本で消費される計算です。

本来、熊本で30,000円が消費されるところを転売により、19,000円しか消費されないのです。

消えた国の助成金11,000円の行方

上記例で消えた国の助成金11,000円は、
転売者 10,050円
ヤフオク落札手数料(8.64%)950円

国の復興支援金(税金)が、転売者(殆どは九州外)やヤフオクに手数料として流れてしまっているのです。

転売は買値で即決で

都合等で行けなくなった場合には、知り合い等に譲って欲しいものです。
相手が見つからず、チケットオークション等に出す場合には、入手した金額一枚あたり1,500円の即決で取引すべきと思います。
落札手数料は、キャンセル手数料として、あきらめるしかないと思います。

それから、九州ふっこう割熊本宿泊券の場合、二日間にわたりサーバーにつながらず、多くの方が購入画面にさえたどり着けない事態となりました。
 詳しくは先日書いた記事参照
それらもふまえ、もし余剰があるのなら是非、原価でお譲りいただきたいです。

長崎・宮崎県・大分県では当選番号そのもの売買も

長崎・宮崎県・大分県(一部)のチケットは、抽選でした。当選番号そのもを売る行為も見られました。

「当選が重複したため出品いたします。」といったことも書かれていたりしました。

もし、重複当選や、都合で不要になったのなら、券の購入期限を過ぎれば自動キャンセル扱いとなりますのでそのままにしておけば良いのです。
売れ残り予算が余れば、次回二次募集や10月以降の第二期の復興割など、他の復興割予算にに当てられると思います。


今回は、熊本地震で疲弊した九州の観光を復興させる為のもの、そのために国が投入した予算を横取りしているということを考えていただきたいです。

遅いなーて感もある、各種報道

今回は、「義捐金」、各県、毅然とした態度で臨んで欲しかったですが・・なるべくしてなったという感もありますね。

ニュース記事リンク 九州ふっこう割 ネット転売で削除要請 熊本県
 / 毎日新聞2016年7月26日 19時41分

「ふっこう割」ネット転売 熊本県が出品削除要請
 / 西日本新聞 2016年07月26日 17時37分

「ふっこう割」ネット出品 県が削除依頼
 / 熊本日日新聞 2016年07月26日

【 追記 】こちらは大分ですが・・
ネットで転売 県内宿泊券も ふっこう割
 / 大分合同新聞 2016年07月28日
 九州ふっこう割おおいた
 九州ふっこう割おおいた(落札)
続きを読む>>

日本のひなた宮崎県
PAGE TOP