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高千穂峡、あれから一ヶ月過ぎ【 追記 】高千穂峡のボート10/27再開

Posted morimori / 2022.10.21 Friday / 07:50


【 追記 】
通行止めとなっている、高千穂峡遊歩道の内、「あららぎ駐車場」から「槍飛び橋」までの区間が12/22より通行出来るようになったようです。
詳細は、 高千穂町観光協会ページをご覧ください。

【 追記 】
高千穂峡の遊歩道で仮復旧工事完了一部再開

11/3 滝見台周辺工事がだいぶ進んでいるようです。

11/3 ネットワークカメラの映像を見たところ、滝見台周辺の遊歩道の手すりなど設置されておりました。
※以下の写真2枚は 11/4朝 キャプチャしたもの

工事が進む高千穂峡の遊歩道 2022/11/4記録

一段上がったところ辺りまで手すりの取付工事が進んでいるようです。
この辺りは取り付けるベースは無事そうなので、部材がそろえば早いと思います。

高千穂峡の遊歩道の手すり 2022/11/4記録

木製にも見えますが・・似せた樹脂製? 
いままでは大丈だったは通用しない。
また同じようなことは起きると思いますが、何か改良をしたのでしょうか・・?
いっそのこと、脱着式にして台風など大水の出るような時には一時簡単に外せるような構造にしたら?・・と思ったりも(素人考えですが。)

高千穂町観光協会によると、11月3日・4日・5日・6日・19日・20日・23日について 高千穂峡周辺の混雑が予想されるため、高千穂峡周辺の駐車場・臨時駐車場を循環するシャトルバス(有料)を運行するようです。

10/27 ボートの数を半分(10艇)に減らして再開

【10/27追記】台風14号による被害の影響で営業休止が続いていた高千穂峡のボート営業は、10/27 41日ぶりに再開しました。
ただし、貸しボートの貸出艇数を半数(20艇→10艇)に制限しており、当日受付のみの乗船となるようで、インターネット予約については、しばらくは予約の受付を行わないようです。

2022/10/27 高千穂峡 ボート営業 10艘で再開

映像を見る限り、水の流れが今までより速いように感じられます。
ボートの数を減らしたのは、その影響なのでしょう。

「工事関係者」と思しき方を遊歩道で見かけるようになりました。11月中に滝見台までは行けるよう復旧作業を進めているようです。
そのほかの復旧については。目途が立たない状態ということです。

宮崎県によると、台風14号による県内の道路や農作物などの被害か所は19日の時点で6234か所、被害総額は700億5600万円に上ったとのこと。
この30年間では、平成17年の台風14号の1288億円余りに次ぐ金額。
県は、今回のとりまとめで被害の全容はほぼ把握できたとしていて、政府が台風14号の被害を「激甚災害」に指定し、財政支援を行うことも踏まえ、市町村などと協議しながら復旧を急ぐ方針とのこと。

高千穂峡全体の遊歩道復旧には1年位かかるかも?

宮崎県内有数の観光名所である、高千穂峡では台風14号の大雨による濁流・増水で遊歩道は700mにわたり土砂や流木が流れ込み手すりが流されるなど大きな被害となりました。

2022年台風14号 高千穂峡遊歩道の被害
遊歩道 2022/09/22 6:10am


あれから一月が経ちますが、高千穂峡に設置されたネットワークカメラの映像を見る限り、目に見えて復旧が進んでいる様子は窺えないようです。

高千穂町によると、今も被害を受けた遊歩道はほとんどの区間で通行止めとなっていて、復旧のめどは立っていないということです。

さらなる対策を講じつつ、作業を行うことでしょうからそう簡単には行かないのでしょう。
おそらく、遊歩道すべての復旧までには最低一年位はかかるのではないでしょうか?

高千穂町では、まずは真名井の滝近くににある遊歩道沿いの展望台までの約20m程区間について優先して復旧作業を進め、11月中の通行再開を目指すようです。
紅葉の時期に間に合うと良いですね。

現在、通れる部分は以下を参照してください。
高千穂峡遊歩道案内(PDFファイル:665KB)(高千穂町サイト内)

紅葉の高千穂峡(「神橋」より撮影)

※過去の撮影(撮影した「神橋」は現在も通れます。)
紅葉の高千穂峡
紅葉の高千穂峡(過去の撮影)


高千穂峡の貸しボート営業再開に向けた動き?

昨日、高千穂峡関連のtweetを見ていたところ、動画を紹介してらっしゃる方がいた。
高千穂峡、先月の台風の影響で遊歩道崩壊、鬼八の力石も見られず槍飛橋も渡れなくて残念すぎたけど命懸けでこんな作業してる方々を見たら感謝の気持ちしかなかった。(台風復旧の作業じゃないかもだけど)そして滝はここからでも十分美しかった。

参照元tweet

おそらく、この作業はボート再開に向けての下準備、点検作業ではないでしょうか。
この辺りは、水面から見ると地形的にせり出した形状になっており、下の水面をボートが通ります。
10年以上前ですが、落石事故があり、ボート上の方が重症を負う事故が発生。
以降、定期的に点検を行い、大雨の後などには緊急点検を行い、崩れやすい部分、浮石など含め、安全点検などを行っているようです。

監視係の方の動力付のボートも、見かけましたので、再開に向けて動きがあることは確かです。

監視ボート


もうじき再開すると良いのですが・・。

10月からの料金改定後のカレンダーも完成しているようです。
10月以降のボート料金カレンダー

旭化成水ケ崎発電所の大規模改修工事は始まったのだろうか?

台風14号の増水から、既に一月が経ちました。そろそろ水位も水量も引いて良さそうなのですけど、あと少しが引きません。

一つ気になる事もあります。
旭化成が高千穂町で運営する向山地区にある旭化成水ケ崎発電所の大規模改修工事の工期が、2022年10月〜開始予定だったかと思います。

発電所
水ヶ崎発電所全景
画像は プレスリリースより


関連記事(過去に書いた当ブログ記事)
高千穂峡・旭化成の工事で・・

工事が予定通り始まっているとするならば、水が引かないのは、水量が多いのは工事の影響なのかも知れません。

工事開始に伴い乗船場が30cmほど水につかる試算でしたが、事前に旭化成の出資により、乗船場を35cmかさ上げしております。
ただ、水量が増えることによるボートの操作が困難になる問題についてはかさ上げだけでは解決出来ない問題です。

流量が多く、流れが早いと、ボートの操舵(コントロール)が難しくなりオールの操作に不慣れな方は少し心配です。

たまに、真名井の滝付近でコントロール不能に陥り、滝の水を被るシーンを見かけたることもあります。
夏なら笑って済ませますが、これから寒くなって行く時期、びしょ濡れになっては大変です。
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