日々ブログ MORIMORI @宮崎県

高解像(1920pix幅)写真を交え 宮崎県観光/情報などを中心に紹介

【当サイト内検索・画像検索含む】

FB・twitter フォロー / Youtubeチャンネル登録お願いします(^^)

最新20記事リスト表示

【10/23更新】えびの高原(硫黄山)で火山性微動発生、噴火警戒レベル2へ引き上げ

Posted morimori / 2023.07.08 Saturday / 07:22


【2023/12/74 関連情報追記】
2023年12月6日、気象庁は、えびの高原 硫黄山の噴火警戒レベルを「2」から「1」に5ヶ月ぶりに引き下げた。火山ガス濃度が高まり、通行止めとなっていた県道1号(小林えびの高原牧園線)も12月9日から、土、日曜日の午前9時〜午後5時、屋根付きの車に限定した通行を再開する。


えびの高原の硫黄山(いおうやま)
えびの高原の硫黄山(いおうやま)※過去の撮影


【10/23追記】
10月23日 MBC南日本放送ニュースによると、気象台は硫黄山南側の湯だまりから土砂が高さ3メートルほど噴出するのが繰り返し確認されたと発表。
土砂噴出の確認は、ことし2023年5月以来およそ5か月ぶり。
霧島連山・えびの高原硫黄山で土砂噴出 約5か月ぶりに確認(2023年10月23日 MBC南日本放送)

【7/12追記】
7月12付 宮崎日日新聞によると、11日、硫黄山周辺で、鹿児島地方気象台職員2人が、専用の装置で地熱の広がりを調べたり、目視で異常がないかを確認を行うなどして、現地調査を行った結果、噴気活動はこれまで同様に活発だったものの、地熱域に変化は見られず、「特段の変化は観測できなかった」との事。
同気象台は、表面的に変化はなかったが噴火の可能性はあるとして、注意を呼びかけている。

【7/11追記】
2023/7/11付 宮崎日日新聞によると
えびの高原の赤子川上流部「えびの橋」などで河川の白濁が確認されている事が、10日県への取材でわかったようです。
県は、7月5日白濁を確認、硫黄山堆積物が3日までの大雨により琉入した可能性があると推測している。
硫黄山の火山活動が高まっていることとの関連性は不明とのこと。 
えびの市によると、7日には赤子川の水が流れ込む長江川でも白い濁りが静認されたが、9日は濁りは見られなかったという。
同市は「現在の水質も農業用水として問題のないレベル。稲作への影響はない」とし、「今後も状況を注視する」としている。 との事。

えびの市赤子川、長江川及び川内川の水質検査等の結果について(7/11更新)(宮崎県)

単に「大雨による一過性のもの」であって欲しいですね。

7/10の MRTニュース(同 Youtube動画)では、(九州大学地震火山観測研究センター 松島 健 教授)のお話として・・
「活動が活発になればなるほど火山性微動っていうのは発生しますし、今のところ、*7月6日に起こった火山性微動が1発だけでしたので、これがそのあと収まれば、*何もなければ、数日間以内にレベルが1に戻る可能性があると思います」"

*7月6日は間違い、火山性微動が発生したのは7月7日です。
*数日間以内にレベル1に戻る可能性があるのでしょうか?
規制区間は変化ないのでしょうけど・・。

【7/9追記】
2023年7月9日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表によると
火山性微動は7日17時以降発生していない。
硫黄山付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状態で経過している。
山体の浅い部分の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが観測されている

とのこと。
火山性地震:7日 10回、8日 19回、9日 12回、10日午前9時までに9回
 /追記おわり

気象庁は、硫黄山では火山活動が高まった状態となっており、今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして7日午後5時15分、硫黄山周辺に火口周辺警報を発表し噴火警戒レベルを火口周辺の立ち入り規制を示すレベル2に引き上げました。

気象台では、火口からおおむね1キロの範囲では、大きな噴石に警戒するとともに、風下側は火山灰だけでなく小さな噴石にも注意するよう呼びかけています。

えびの高原硫黄山で「火山性微動」

えびの高原の硫黄山付近において、7月7日 16時50分 火山性微動が1回発生。
(火山性微動はマグマや水蒸気などの移動によって起こり、火山活動の活発化や噴火時に多く観測されるもので、火山性微動が発生したのは、2018年6月19日以来、約5年ぶり。)

火山性地震は7日、午後10時までに7回発生。5日は16回、6日は13回だった。5、6月は多い日で1日39回発生するなど、比較的活発な状態が続いていた。

えびの高原(硫黄山)周辺における GNSS 連続観測で硫黄山近傍の基線において、2023年5月頃から硫黄山の山体浅部における膨張を示すと考えられるわずかな伸びが確認されている。

気象台は火口から半径約1キロの範囲で大きな噴石に警戒を呼びかけ、この範囲内で韓国岳などの登山道の一部が通行禁止となった。

※今回の規制区間については、火山ガスの避難情報基準超過により、令和5年6月3日(土)からすでに立入を規制しているとのこと。

宮崎県は同日、情報連絡本部を設置した。
えびの高原(硫黄山)周辺がレベル2になるのは 2019年4月18日以来、4年ぶりとなる。
続きを読む>>

日本のひなた宮崎県
PAGE TOP