地元紙、「
宮崎日日新聞」の地域ページごとに、担当記者の短文取材日誌みたいな「記者ノート」が掲載されております。
掲載記事内容とはまた違った、記事に出来なかった裏話、記者の個性などが読み取れ、毎日楽しみに目を通している欄です。
「記者ノート」には、それぞれには欄のタイトルがあり
県央 「鬼の洗濯板」
日南串間 「岬太郎」
きりしま 「べぶん舌」
児湯・西都 「うすでこ」
県北 「さんしょの実」
とタイトルが付いております。
(余談ですが、東京取材は「いもがらぼくと」)
タイトルはそれぞれ、地域の代表・特徴などのようです。
県央「鬼の洗濯板」、日南串間「岬太郎」、県北「さんしょの実」はなんとなく連想出来るとして・・
中には県民でもわかり難いワードも。
「べぶん舌」とは・・ 霧島地方の方言で牛は「ベブ」と呼ばれますので、「牛の舌」という意味です。
「うすでこ」は、西都市に伝わる五穀豊耕を祈願する郷土芸能「臼太鼓踊り」つまり臼太鼓 → うすだいこ → うすでこ ではないかと思います。
と・・・まえふりはこのくらいにして(^^;)
今朝の「さんしょの実」に、
高千穂にある、
高千穂峡のホタル取材のことが書かれておりました。
先月末頃、撮影に、行こうかなーーと、情報を探したり、高千穂関連ブログに記事を書いたりした関係もあり、興味深く読みました。
以下、宮崎日日新聞 6/5「さんしょの実」より引用
高千穂峡を舞うゲンジボタルの撮影に苦戦した。
プロのカメラマンに設定を教わり、何日も通ったが満足できる一枚が撮れず反省。
ただ、真名井の滝周辺を小さな光が彩る姿は美しかった。夜の観光の名物として定着してほしい。
少し気になったのは、自分勝手な写真愛好家もいたこと。
ホタルを引き寄せる特殊なライトで自分の目の前に集め撮影する人や、暗闇でピントを合わせるために懐中電灯で峡内を照らす人もいた。さらには、光が邪魔だとトイレの照明を切る人も。どんなに良い写真が撮れても、マナーやモラルを守らなければ価値も半減だろう。純粋にホタルを見に来ただけの観光客にとっては、せっかくの雰囲気を邪魔されて迷惑なだけ。注意してほしい。 (前田隆明)
/ 引用おわり
先月末頃、高千穂峡真名井の滝のところにかかる御橋の上から撮影した、
高千穂峡のホタルの写真が紙面掲載されておりましたが、その取材時の裏話みたいなものかと思います。
>少し気になったのは、自分勝手な写真愛好家もいたこと。
デジタルカメラのハイテク化で、初めてカメラを手にした方でもプロ並みの、それなりの写真が労せず撮れるようになった現在、アマチュアカメラマンの人口はますます増え、ホタル撮影に限らず、常識のない、まわりの空気読めない、自己中心の方も
中には見かけるのも事実です。
中には、邪魔だ!と怒鳴るような人も見かけたことがあります。困ったものです。
キャノンフォトコンのグランプリ作品に「高千穂峡のホタル」をテーマにしたものが選出されたようですので、そのロケ地とあらば、我もと・・今年は「特需」なのかも知れませんね。
詳細は、当サイト内関連ブログ参照
→
高千穂峡のホタル
昨年1,000匹を放流、育成、観光の目玉に
高千穂峡では、昨年「おのころ池」周辺にゲンジボタルの幼虫1,000匹を放流、観光の目玉にしようと、ホタルの育成に取り組んでいるとのこと。
ホタルの撮影場所を検討
位置的にホタルをを撮るなら、遊歩道沿いの展望所ではなく、おのころ池と、同じ高さにある、「バリアフリー滝見台」からの方がいいかなぁ〜と予想、同滝見台支柱に設置してあるネットワークカメラ映像で、先週からどんな感じで撮れるかホタルの飛ぶ様子を時々チェックしておりました。
やはり他の明かりが・・
昨日、あらためて夕闇が増す頃から、30分程通して観察してみると、遊歩道沿いに並ぶカメラの液晶の明かりや、カメラの赤いLED?(それとも安全上仮設されたと思われる赤いLED?反射鏡?)、観光客の懐中電灯などの明かりなどがあり、このポジションから長時間露光撮影は厳しいと判断。断念しました。
− 当日は団体さんらしきカメラマンも −
− ホタルの軌跡 −
− 赤い表示とカメラの背面液晶の明り −
− 遊歩道を行き来する人の懐中電灯の明かり −
せっかくなので、ライブカメラの画像をキャプチャして、コマ送りの動画にしてみました。
下記画像をクリックすると、Youtubeにアップした動画が見られます。
カメラの解像度や高感度性能で鮮明ではありませんが、この位飛んでましたよ〜ってことで。
他の明かりがなければ、5分位露光すればいい感じで映りそうな気がしましたが、ホタルをこの時期の観光の目玉としている、人の多い高千穂峡でそれを望むのは無理ですね(^^)
高千穂ファンの私、(高千穂町観光協会主催の
「高千穂検定」有資格者です(^^;)、高千穂峡のホタルは是非とも撮りに行かねばと、考えておりましたが、いろいろ見聞きするに、まともに挑むと
ストレス溜まりそうなことがわかったので、作戦変更せねばと・・。
ホタルのシーズンもそろそろ終わりでしょうかね・・来年かなぁ。
関連ブログ記事
→
高千穂峡のホタル
→
ヒメボタルの季節に(私の考えるホタル撮影マナーなども掲示)