日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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令和3年度 中之又神楽(米良山の神楽)見学記 道中・神事編

Posted morimori / 2021.12.12 Sunday / 23:15


【お知らせ】 神楽の写真も当ブログ掲載する予定でしたが、写真の数が多く作業が大変なので(^^;)別途写真掲載ページを作成してWebPageで公開しました。

 令和3年度中之又神楽の写真(全4ページ構成)

中之又神楽 鹿倉舞(筧木集落の鹿倉様)
鹿倉舞(筧木集落の鹿倉様)

鹿倉かくら」は豊猟祈願の番付、中之又鎮守神社の祭神出現「大社舞」にも等しい格を備えた重要な番付。

中之又鎮守神社の大祭で中之又神楽(夜神楽)が奉納された

宮崎県木城町鎮座「中之又鎮守神社」で、12月11日大祭が行われ、午後七時より、夜を徹して「中之又神楽」33番が奉納されました。

中之又神楽は、国選択無形民俗文化財「米良山の神楽」の一つです。

昨年は、コロナの影響で、規模を縮小、神事と7番のみに短縮して奉納されましたが、今年は、新型コロナ感染症対策をとりつつ、例年同様に夜神楽が奉納されました。

米良系・高原の神舞は今年は奉納

ここへ来て、コロナも(一時的にかも知れませんが)おさまっております。
室内での奉納の高千穂の夜神楽・椎葉神楽などは、昨年同様今年度も、神事や短縮された昼神楽などが中心で一般公開はありませんが、屋外に御神屋を設え奉納される米良系の尾八重神楽、銀鏡神楽、村所神楽などや、高原町では狭野神楽(ここは神楽殿)、祓川神楽なども有観客で夜神楽が奉納されたり、予定されております。

今年度は、案内はなしですが一般公開

中之又神楽も、今年は夜神楽が奉納されるのでは?と思っておりましたが、ネット上に情報は皆無、前々日、木城町へ問い合わせてみたところ、神楽が奉納され一般も見学出来るとの事でした。
併せて問い合わせていた「広域基幹林道中之又・吐合線」も通れるとの事。

おそらく「コロナ」の事もあるので、今年度は、案内は積極的にしませんが夜神楽奉納、一般にも公開しますといったスタンスなのだろうと思います。
「オミクロン株」の事もあり、何時、再び流行するかはわからない状況下、例年と同じようには行かないのは十分理解できます。

久々の「夜神楽」

先月、尾八重神楽に行く予定でしたが、急用が入り断念、今回、久々の夜神楽見学、昨年2月、諸塚神社での「桂大神楽」以来です。

「ひむか神話街道」経由、林道(広域基幹林道中之又・吐合線)で向かった。

祭典は午後5時から、夜神楽は午後7時からですが、冬至の前の今頃は暮れるのが早い、ましてや山間部はさらに早いので、4時頃までには到着するように、午後1時頃 宮崎市を出発した。
今回も宮崎市〜西都市〜(R219)〜「ひむか神話街道」を通り尾八重から林道(広域基幹林道中之又・吐合線)経由で向かいました。
以前は、西都市〜木城町〜小丸川沿いの県道22号経由で向かっていたのですが、道が狭い上に見通しの効かない所が結構多く、運転していて精神的に疲れるルートなのでここ最近はこの林道経由で逆側からアクセスしております。 
ひむか神話街道の分岐点から中之又神社まで約7.5Km、約20分です。

余談ですが・・先日ネット検索してて初めて知りましたが、木城町内には国道が通ってないようです。意外でした。

広域基幹林道 中之又・吐合線 ドライブレコーダー記録映像 倍速再生 Youtubeリンク

林道(広域基幹林道中之又・吐合線)は全線舗装、対向車はほぼ来ない道路で。もし対向車が来てもとかわせるところが多いので運転していて疲れません。今回、道中の対向車は2トンダンプ1台だけでした。
 唯一の対向車と遭遇したシーン(Youutubeにアップ)

ところどころ路面に落石が砕けたと思しき尖った石が転がっているので踏まないように注意が必要です。
積雪した後とかは、凍結する部分もあるようなので、そのような時は通らない方が良さそうです。

ひむか神話街道側の分岐点の標高は約800m、そこから神社までは約500m程下ります、途中急坂の下りもあるのでエンジンブレーキを使いブレーキのフェードに十分注意しつつ下ります。
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尾八重神楽("米良山の神楽"の一つ)が11月27日-28日奉納されました

Posted morimori / 2021.11.29 Monday / 21:24


西都市 尾八重神社で11月27日〜28日「尾八重神楽」が奉納されました。
本年は、湯之片で神楽を始めて以来900年の記念すべき年との事。
案内を頂いていたので、前日までは行く気満々、車に防寒具やホッカイロ、カメラを積み、久々の夜神楽見学を楽しみにしていたのですが、土曜日夕方までには終わらせる予定だった用事が終わらず断念しました。

今日、以前撮った尾八重神楽の写真ファイルを見ていたところ、動画がいくつかありましたので、Youtubeにさわりだけアップしました。 

宿神(しゅくじん)



宿神(しゅくじん)
湯之片神社に祀られている石清水正八幡大明神の舞で、湯之片神社を創設した壱岐家が氏神として京都の石清水八幡宮から勧請した神である。
壱岐家が代々受け継いで舞う仕来りとなつている。
「露払い」(二名の神職)、「供揃え」(地舞を舞った二人の祝子)を従えて祓い詞を唱えながら登場し、御神庭の中央、闢開(びゃっかい)の下に敷かれた華(はな)茣蓙の上で、鬼神舞をゆつたりと厳かに舞う。
舞い手は、神面に宝冠、千早袴を着用し、後腰に舞幣二本を十文字に差す。前半はめん棒を手に、後半は右手に扇、左手にめん棒を持って舞った。供揃えは、毛頭に肩から赤棒を斜めに掛け、右手に鈴、左手に矢二本を持つ。「オシキ」の所作がある。神楽唄三つが唱えられ舞い伏す。なお、この番付が終わるまでは、神楽嚇子をしてはいけない決まりになっている。

「令和二年三月 米良山の神楽 調査報告書」
(西米良村教育員会・西都市教育委員会・木城町教育員会)著より一部抜粋引用

フラッシュの使用は控えましょう。
この動画を見ていて感じましたが・・夜神楽(神事芸能)でのフラッシュ使用は、厳かな場の雰囲気を乱しますし、他の見学者にとっても迷惑な行為だと思います。使用は控えたいものです。
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【祝】霧島神宮 本殿・幣殿・拝殿 国宝ヘ(特別拝観の案内追記)|紅葉見頃

Posted morimori / 2021.11.20 Saturday / 23:24


【情報追記】 国宝への答申を記念して、霧島神宮では12月2日から23日まで、普段は見学できない拝殿を含めた特別拝観を予定しているとのこと。(拝観料1,000円) 
この件の情報 他 を  特別拝観の情報を最下段に追記しました。

国の文化審議会は19日、色鮮やかな色彩が特徴の霧島神宮(鹿児島県霧島市)の本殿、幣殿、拝殿を国宝にするよう文部科学大臣に答申した。
今冬にも答申通り告示される見込みとのこと。

霧島神宮
霧島神宮 会心の一枚(人が居ないから)


文化審議会は、「近世に発達した建築装飾意匠に集大成の一つ」と評価したようです。
南九州最古となる「龍柱」や、壁や天井を埋め尽くす絢爛豪華な彫刻や絵があるとか、国宝になりましたら、是非、記念一般公開展などを企画開催して欲しいですね。

霧島神宮
霧島神宮


霧島神宮 国宝部分(現地案内板写真に追記)
霧島神宮 国宝部分

一般的に参拝しているところが拝殿と思われがちですが、霧島神宮で一般参拝しているところは「勅使殿(ちょくしでん)」です。
今回の国宝の答申は、「本殿・幣殿・拝殿」なので含まれておりません。

鹿児島県内での国宝の指定は鹿児島市の  照国神社所蔵の太刀 銘「國宗」に次いで2件目で、建造物としては霧島神宮が県内で初めてとの事。

余談ですが・・宮崎県には「国宝」は無いです。
日本で国宝が無いのは、宮崎県と徳島県 二県のみです。
過去に書いたブログ記事参照

霧島神宮の紅葉が見頃

霧島神宮の紅葉が見頃(始め)となっているようです。
周辺には紅葉も多く、例年この時期多くの観光客が訪れます。
*今回掲載した写真は過去の撮影です。

霧島神宮の紅葉
霧島神宮の紅葉


霧島神宮の紅葉
霧島神宮の紅葉
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